審美歯科と美容歯科とは
美容外科や形成外科と聞くと顔や体の各部の悩みを解消するところというイメージですが、歯科治療で美しくなるというものも人気です。
歯科治療といっても虫歯の治療のようなものではなく、顎のラインや口元を美容外科的に美しく直す治療です。
美容歯科や審美歯科は口元を美容外科的に美しく整えることをします。
美容歯科の形成治療は美容整形外科でもうける事ができます。
治療の内容は具体的には、出っ歯や八重歯、乱杭歯等の歯列や歯並びを直し口元を綺麗に整える内容になります。
真っ白な美しい歯も好印象ですが、歯並び等も綺麗に整って、顎のラインや口元までもトータルに美しくなればさらに印象が変わります。
良心的な美容歯科では、インプラントや矯正等で噛合わせも併せて考慮した治療が行われるということですよ。
美容歯科治療は一般の歯科治療とは違い医療保険は適用されません。
施術費用は基本的に自費となり、施術金額を前もって相談し治療を行う病院が決めるようになっているようです。
審美歯科
審美歯科が最近、話題になっています。
審美歯科とは口元をきれいにする歯科診療で、虫歯や歯周病などの病気を治すだけでなく、歯をきれいにしながら治すのが審美歯科です。
きれいな歯並びにすることによって、虫歯、歯周炎、口臭、歯の変色などお口のトラブルを防ぐことができ、また, 美しい口元は笑顔、清潔感、さわやかさをあたえます。
さらに、長い人生一生自分の歯を持つことは大切なことです。
歯並びを直し、健康を取り戻し、歯や歯茎を美しくすることです。
これらは全て審美歯科の治療にはいります。
治療期間としては、年齢や症状によって違いますが、やはり1年半前後かかります。
部分的な歯の矯正や、ちょっとした歯の矯正もでき、1本から歯の矯正はできます。
歯列矯正治療は一部の例外をのぞいて健康保険が利きません。
通常は矯正装置料プラス月々の調整料で、トータル80万~100万前後かかるようです。
また、最近ブームなのが、歯を白くしたい人たちが増加しています。
歯を白くする方法として審美歯科では、歯を削らないホワイトニングと歯に人口材料をかぶせるラミネートなどがあります。
ホワイトニングは薬剤で色を変化させる技術です。
大きな長所は歯を削らないということです。
しかし歯に汚れがついていたり、むし歯や歯周病があると処理できず、ホワイトニングをする為には口中の充分清潔にしておくことが重要です。
また、歯科医で行うオフィスブリーチングと家庭でできるホームブリーチングを、組み合わせると効果を高めます。
ラミネートというのは表面のエナメル質を0.5mm程度削り、セラミックスの薄いシェルを作り、接着剤で貼り付ける方法です。
すき間のある歯や不揃いな歯、欠けた歯を、すばやくきれいに修正することが出来ます。
この他、クラウン歯の全面を削り、セラミックスやハイブリット素材の冠(クラウン)をかぶせ、歯の形、色、機能を再現する治療法もあります。
気になるホワイトニングの料金ですが、歯科医院によって異なりますが、高い場合は数十万円から低い場合は1万円を下まわることもあります。
ホワイトニング費用の決定要因は、歯科医によるところが大きく、基本的に歯科医院の立地、導入機械や設備などに影響されます。