石けんシャンプー
石けんシャンプーとは、石けんをベースにしたシャンプーです。
主成分が脂肪酸カリウム（石けん）で、弱アルカリ性です。
添加剤は少ないため、自然派化粧品の代表であるが、使い心地はあまりよくないです。
石けんシャンプーのリンスは、弱アルカリ性になった髪の毛の表面を中和するような、クエン酸やお酢を使うことが多いです。
石けんの成分と、水道水の中の金属イオンが結合して、不溶性の石けんカスができるので、これを少なくするためには、シャワーに金属イオンを除去するフィルターをつけて軟水化したり、シャンプーの量を少なくする工夫が必要です。
カラーリングやパーマでキューティクルが痛んでいる人は、グリセリンなどの保湿剤が入っている酸性リンスを使用するのがよいです。

縮毛矯正
縮毛矯正とは、パーマのようなウェーブのくせ毛や、ボリュームが出すぎてまとまらないようなくせ毛を熱や薬剤で押しつぶし真っ直ぐにする技術のことです。
縮毛矯正とストレートパーマには違いがあり、薬の成分から効果まで全く異なります。
ストレートパーマが適しているのは元来の直毛の方であり、かけたパーマを直毛に戻したいときに使います。
縮毛矯正は、生まれつきくせ毛だったり、パーマがとれた後も髪がうねってしまう人がまっすぐな髪にするために行います。
ストレートパーマには縮毛を直毛にする効果はないです。
サラサラヘアを希望する人は、ヘアケアをコースに入れてケア指導をする縮毛矯正専門店がおすすめです。
パーマや縮毛で痛んだキューティクルは、めくれていることが多く、縮毛矯正の施術後にコーティングするようなトリートメントをします。

枝毛
枝毛とは、毛先が枝状に二重、三重と細く裂けたり、強くブラッシングすると途中から切れてしまうような状態のことをいいます。
枝毛のできる原因は、キューティクルのはがれからきます。
キューティクルは、ちょうど魚の鱗のようなもので、乾燥・カラーリングのしすぎ、パーマのかけすぎなどにより、めくれてしまいます。
これを放っておくと、はがれたキューティクルの下から、毛の本体が表にでてきてしまいます。
毛の本体は、細長い細胞が何個も集まってできています。
枝毛はその細胞の接着部分からメリメリ裂けてきた状態で、まずは裂けているところの少し上から切ってしまうことです。
しかし、毛の長さが揃わなくなるから、ヘア専用のコーティングパックで裂けたところを接着するしか方法はないです。