育毛剤
育毛剤は、頭皮を清潔にし、頭皮を適度に乾燥させ、毛母細胞（毛の根元にあり毛を作る細胞）に栄養を送るなどの働きがあり、その結果やせほそっていた毛髪を元気にする薬剤です。
育毛剤に含まれている主な成分は、チンキ剤といわれる漢方の植物エキス濃縮成分です。
主なものに、トウガラシ・オウゴン・センブリ・チンピ（ミカンの果皮）などがあります。
育毛に大事な要素は、この育毛剤だけに頼らず、まずシャンプーやスキャルプトリートメントで頭皮と毛穴を清潔にすることです。
頭皮が皮脂（分泌する油）でつまっていたり、汗ばんでいると、育毛剤が浸透しにくいです。
当然、シャンプー後にある程度水気を切らないと効き目がわるくなります。

ヤシ油
ヤシ油は、ココヤシという植物の種から得られる固形の天然油です。
ヤシ油は、皮膚表面に保護膜を作り､皮膚の乾燥を防ぐために用いられます。
また､しなやかでつやのある毛髪にするために用いられます。
ヤシ油から抽出された洗浄成分は、ココイルグルタミン酸Naです。
リンス成分になる成分は、ステアリン酸グリセリルです。
ヤシ油を乳化して、得られる固形の油がセタノールです。
ヤシ油は形をかえて、いろいろな分野で使われ、需要も多いです。
ヤシ油は自然派化粧品の原料として多用されるが、シャンプーなども天然ものは合成品にくらべ泡立ちがあまりよくないです。
その中でもヤシ油をつかったものでは植物油のなかでも泡立ちがよく、洗い上がりもサッパリしています。

メッシュ
メッシュとは、ヘアをカラーリングする際に、地毛と異なる色を鉛筆の芯位の太さで根元から入れるためのテクニックです。
メッシュには地毛よりも明るい色を使うことが多いです。
本来は指先一つまみ分の毛束を異なる色でカラーリングするものだが、エクステ（つけ毛）にメッシュすることもできます。
メッシュの入れ方は全体にまんべんなく入れる、フロントからサイドあるいはバックを中心に襟足に入れる、毛先だけに入れる場合と様々です。
日本人には地毛より薄い色・明るい色が似合うが、明るいカラーリングをしている人や地毛の色が薄い人は、逆に濃い色をメッシュすることもあります。
全体をカラーリングするよりも髪は痛まないが、施術には時間がかかります。