多汗症 ボトックス

夏になり暑くなると汗かきは苦労しますが、多汗症の人は1年中汗に悩んでいます。
多汗症は、季節や気温に関係なく緊張によって汗をかきます。
そして、汗の量ではなく本人が汗を気にするかどうかが症状の判断になります。
多汗症と言われる人は、わきの下や手のひら、足の裏などに多くの汗をかきますが、自分が多汗症だと思っていない人は同じところに汗をかいても気にしていないことがあります。
また、年齢とともに一般的には少なくなってきます。
多汗症の治療は、手術により汗腺を除去する方法が行われてきましたが、最近になってボトックス治療が注目を集めるようになりました。
汗は、体に分布するエクリン腺から分泌されます。
ボトックス注射をすると、汗を出す伝達物質の働きを抑え、汗腺からの汗が抑制されます。
これが、多汗症のボトックス治療と言われるものです。
汗腺を取り除く手術で、結果が思わしくなかった人も、ボトックス注射により症状が改善された例も多く報告されています。
多汗症のボトックス治療は、手術せずに注射で治療する方法ですが、治療時間も短く、わきの下や手のひら、足の裏であれば、それぞれ約10分ほどで終了します。
また切開手術ではないため、傷跡もなく、治療後すぐに日常生活に戻ることができます。
さらに、注射が嫌いな人でも大丈夫なように、あらかじめ麻酔処理が施されますので、痛みもなくボトックス注射を受けることができます。
ボトックス注射は、多汗症の人にとって嬉しい治療法ですが、多くのボトックス治療と同じように効果が恒久的ではありません。
多汗症を治療する部位にもよりますが、平均して約6ヶ月ほどの持続時間となります。
このため、定期的なボトックス治療を続ける必要がありますが、なかには一度のボトックス注射で多汗症が治る人もいます。
緊張性多汗症の場合は、このようなケースが見られることもあります。

ボトックス 小顔

エステの中でも小顔を希望する人が増えています。
よくぽっちゃり顔とか、エラが張った顔だとか言われますが、頬の脂肪が付いていたり、顎が張っていると大きな顔に見られます。
これらの場合、頬の脂肪を吸引したり、エラの骨を削る方法がとられますが、最近ではボトックス注射を利用した小顔術が盛んになってきました。
ボトックス注射は、シワ取りやふくらぎの痩身など、広く使われるようになってきました。
ボトックス注射による小顔治療は、エラが張ったように見える顎の周りの筋肉を、細くする療法となります。
物をかむ働きの顎の筋肉は、人によって大きく肥大することがあり、エラがはった顔になります。
ボトックス注射をすることで、顎の筋肉である咬筋が萎縮し、細く薄くなります。
この結果、エラが小さくなり小顔に見えるようになります。
実際の施術前後の写真を比べても、ボトックス注射の効果が大きいことが確認できます。
いままでの小顔治療の場合、顔へ局所麻酔をし、耳の後ろを切開して、脂肪を吸引する方法がとられていました。
顔の手術のために、治療を止まる人もいましたが、ボトックス注射による小顔治療の場合は、簡単に短時間で治療が終わるため、手術への障害が低くなったと言えます。
ボトックスでは、相当の効果が見られるようになるまでに1週間ほどかかります。
さらに、筋肉が徐々に萎縮してくるため、1ヶ月ほどの期間も必要です。
この間、あまり硬いものを噛まない、などの注意が要りますが、その他は普通の生活で大丈夫です。
このように簡単で取り組みやすいボトックス注射の小顔法ですが、ボトックスの効き目は恒久的ではありません。
人にもよりますがだいたい半年程度と言われています。
このため、小顔の効果を持続するためには、年に数回の治療が必要となります。
メスを入れる代わりにボトックスを定期的に利用する、と言う選択肢も考えて見ましょう。

美脚スパッツ

美脚スパッツとは、補正下着のひとつで、下半身の気になる部分、ぽっこりした下腹や、たるんだお尻、はみでるわき腹といった箇所を、履くだけでシェイプアップしてくれます。
スリムウォークのタイツ版といったところでしょうか。
寝ながら美脚スパッツという名前のとおり、寝ている間に寝ている間に加圧して補正してくれるので、時間が活用できていいですね。
また、足のむくみを取るという効果も期待できます。
ウエスト、下腹、ヒップ、ふくらはぎ、太ももといった部位それぞれに、適度な圧力がかかるよう、編まれているのが特長です。
結構きつめで、履くのに時間がかかりますが、圧力をそれぞれの部位にしっかり伝えるためにも正しい履き方で着用したいところです。
まるでマッサージを受けているかのようなサポート感が癖になります。
ただ、敏感肌の方などの場合は、逆にそのサポート感のあまり、痒くなったりして、向いていないかもしれません。
また寝ながら美脚スパッツとはいうものの、フィット感抜群なのでジーンズやパンツの下にはいても違和感がないです。
けっこう暖かいので、冷え性対策としてもいいですし、立ち仕事で夕方くらいから足がむくんで、だるくなってきてしまう方にもいいですね。
その場合、伝線しないよう、気をつけて重ね履きしましょう。
より冷え性対策としては、ゲルマニウム配合バージョンだと、よりあたたかいです。
それと逆に、夏場は暑すぎるという人には、薄手タイプが発売されていますので、こちらを利用するといいでしょう。