塗る ボトックス
塗るボトックスという言葉を時々ききますが、実は塗るボトックスはボトックスとは異なるものなのです。
ボトックスはボツリヌス菌によって作り出される神経毒素で、7種類ある毒素のなかで一番安定で毒素の強いA型ボツリヌス毒素を主要成分とする薬です。
1989年にアメリカのアラガン社がボトックス注100という薬の承認を取得しました。
ボトックスによるしわ取り治療は、ボトックスを注射することで表情筋をマヒさせて、筋肉の動きを制限することにより、表情じわを目立たなくします。
塗るボトックスとはスペインのリポテック社によって開発されたアルジルリンという成分を含んだ化粧品がボトックスと同じような効果を持つために、アルジルリン配合の化粧品のことが塗るボトックスと呼ばれるようになりました。
スペインでは法律によりボトックス注射によるシワ取りの治療が禁止されていたため、ボトックスとおなじ効果をもつアルジルリンが開発されました。
アルジルリンにはボトックスと同じように神経伝達物質の放出を抑制する効果があり、表情じわの原因となる表情筋の動きを緩和することにより表情じわを改善します。
塗るボトックスはボトックス注射に比べると効果が現れるのに時間がかかりますが、毎日化粧するときに手軽に行うことができます。
塗るボトックスのメリットとしては塗るだけでいいので簡単にできることです。
ボトックス治療のように注射する必要がありません。
また、ボトックス注射に比べると価格が安いということです。
塗るボトックスは普通の化粧品と同じくらいの値段で購入できます。
メーカーや量によって価格が変わりますが、だいた数千円から2万円位で買うことができます。
さらに化粧品を塗るだけですので、痛みがありません。
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