カカオ脂
カカオ脂とは、熱帯アメリカ地方に自生するアオギリ科の植物カカオの種子から得たオレイン酸を多く含む脂肪である。カカオバターともいいます。
カカオ脂は、カカオ豆を発酵させたものを圧搾して得られる常温で固体の脂肪だが、体温程度の温度ではスピーディーに溶ける特性があります。
そのため、化粧品成分としては、口紅やクリーム、サンオイル、クリームファンデーション、ヘアスタイリング剤の硬さ調整などに使われます。
自然派のハーブ石けんのベースとしても使われます。
カカオ脂にもカカオのポリフェノール同様に、抗酸化成分が含まれています。
医薬品としては、利尿、興奮、坐剤の基剤に使われます。
限定された産地と、他の油脂にはない特性をもつため、高価なのも特徴です。
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