ブルガリアンローズ
ブルガリアンローズはダマスクローズ(Rosa Damascena)とも呼ばれ、起源は、アレキサンダー大王の駐屯兵によってトラキア平原地方に持ち帰られたと言われています。ブルガリアンローズはブルガリアの首都ソフィアから東に約200kmに位置するところで生産されています。
そして、ブルガリア中央部、バルカン山脈とスレドナ・ゴラ山脈に挟まれ緩やかな平原地帯、水はけの良い土壌と温暖な冬、開花時期に曇りが多く湿度の高いブルガリアの気候はダマスクローズの上品な香りをより強くするといわれます。
ブルガリアローズオイルが非常に貴重とされている理由の一つに、手間が非常に掛かっていることが挙げられます。
ブルガリアンローズは初夏の収穫期には夜明け前に花びらの採取が行われます。
その花びらは初夏の朝日が昇る前に1枚1枚手摘みされたもの。
そして、このブルガリアンローズから1キロ採油するのに3.5トンの花が必要なのです。
これは、1グラムのオイル生成するのに、約7万枚の花が使われています。このブルガリアンローズ(ダマスクローズ)から造り出される最高級のローズオイルは多くの女性達から賞賛を得ています。
バラの香りは、ホルモンバランスを整え、血行を促進します。
また、イライラ感などを沈めて、気持ちを優しくさせてくれます。
心と身が満たされたことで美しさへと繋がっていきます。
荒れ肌や乾燥肌、老化肌防止などのお肌のトラブルにやさしい潤いを与えてくれます。
豊かな土壌と豊富な水に恵まれた、上質のバラブルガリアンローズが持つ、すぐれた特徴の一つです。
また、このブルガリアンローズには美容作用だけでなく、殺菌・抗菌効果や、抗炎症作用などの薬効成分も含まれいます。
老化した肌や硬化した乾燥肌に有効な消炎・収斂作用や、匂いには緊張やストレスを緩和したり、身体には殺菌や身体の毒素を排出させる浄化作用、などの効果があり、今日では、香料としてだけではなく治療用にも珍重されてききています。
肌トラブル
肌トラブルとして挙げられるものに、「白癬菌」が原因のものがあります。
この肌トラブルは、白癬菌という菌が爪や皮膚に寄生し、かゆみなどの症状を引き起こします。
白癬菌はそれぞれ、爪に寄生すると爪白癬(爪の水虫)、股に寄生すると股部白癬(いんきんたむし)、頭に寄生すると頭部白癬(しらくも)、足に寄生すると足白癬(足の水虫)、手に寄生すると手白癬(手の水虫)、それ以外に体に寄生するものを体部白癬(ぜにたむし)と言います。
爪などの場合はかゆみを感じない場所で自覚症状も無く、また一番の感染源とされています。
また、この白癬菌は感染の恐れもあります。
例えば寄生していたがはがれ落ちた角質が間接的に他人に触れた場合でも、白癬菌は死滅していないことが多く、それが基で他人にも感染することがあります。
例えば銭湯などの公共の場でも、足ふみマットに付着した角質を経由して感染したり、家族内でもトイレの共用スリッパや寝室のベッド、畳、じゅうたん等からでも感染します。
白癬菌は皮膚の角質に寄生し、たんぱく質を好んで寄生します。
また、中々死滅しにくく、例え皮膚が剥がれた後でも、その皮膚の角質の中で数週間生き続けています。
よって、一度感染すると、直り難く、医師の基治療し完治することはできても、再発する確立も極めて高くなります。
白癬菌はむれた高温多湿が保たれる状態になると繁殖しやすくなります。
人には聞けない病気、こういった肌トラブルを抱えた時には、自分で悩むのではなく、症状が出た時点で、皮膚科の専門医に相談することをお勧めします。
人に聞けなく恥ずかしいと思って、自分で判断し、てかえって悪化させる危険があります。
正しい判断の基、治療をするのが一番の解決方法です。
【白癬菌の増殖しやすい場所】
・不特定多数が出入りする場所
・プールやスポーツジム、公共浴場、サウナ
・ボーリング場やスキー場の貸し靴
・スリッパやお風呂のマット
・一日中履いた靴や靴下の中
・じゅうたんや畳
不特定多数の人が裸足で歩き回る場所は特に要注意です!
【白癬菌の種類】
紅色白癬菌(こうしょくはくせんきん)
毛瘡白癬菌(もうそうはくせんきん)
星状白癬菌(せいじょうはくせんきん)
趾間白癬菌(しかんはくせんきん)
菫色白癬菌(きんしょくはくせんきん)
疣状白癬菌(ゆうじょうはくせんきん)
石膏状小胞子菌(せっこうじょうしょうほうしきん)
現在日本で見られるのは紅色白癬菌・趾間白癬菌の2つがほとんどです。