「美容と栄養」
ATP
ATPとはアデノシン三リン酸(adenosine triphosphate)のことで、筋肉が収縮するときに必要な最終的なエネルギーです。
生物体で用いられるエネルギー保存および利用に用いられるヌクレオチドであり、その生物体内の存在量や物質代謝における重要性から『生体のエネルギー通貨』と呼ばれます。
アデノシン三リン酸(ATP)が分解して無機リン酸を放出し、ADP(アデノシン二リン酸)に変わる時に発生するエネルギーを使って筋肉を動かします。
アデノシンという物質に3つのリン酸基が結合した形をしていますが、ATP分解酵素の働きによって、リン酸基がはずされて分解されていきます。
ひとつのリン酸基がはずれる毎に、約8kcal/molのエネルギーを放出します。
このエネルギーを使って筋の収縮が行われます。
正式名はアデノシン-5'-3リン酸です。
動物、植物、微生物(細菌)などには、必ずアデノシン三リン酸(ATP)が含まれています。
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