脂肪吸引のリスク
脂肪吸引は手術です。いくら脂肪吸引の技術が進歩したといえ、どうしてもリスクもあります。
脂肪吸引術をきちんと理解した上で施術を受けましょう。
脂肪吸引のリスクは以下の通りです。
・身体への負担を考えると、一度に広範囲の脂肪吸引はできない。
・脂肪吸引する際に、毛細血管を傷つけることになるので腫れる。
・脂肪吸引した跡が、凸凹になってしまう場合がある。
・脂肪吸引による血管の損傷などによる事故の報告も少なくない。
などです。
脂肪吸引術後の凸凹について脂肪吸引後1~3ヶ月は治癒過程で凸凹が生じることがありますが必ず改善されるものです。
脂肪吸引を行って半年~1年経っても消えない凸凹は、主に吸引ムラに起因することがほとんどです。
このような脂肪吸引のトラブルは技術的に未熟であったり、旧式の機器を使用するクリニックで起きている様です。
脂肪吸引の手術はドクターの腕次第と言われているので、脂肪吸引手術の経験豊富なドクターに施術してもらうのが一番です。
広告等にまどわされず、きちんとしたクリニック、安心してまかせられるドクターを選ぶようにしましょう。
脂肪吸引と脂肪溶解注射
脂肪吸引は料金的にどうしても・・・
そんな方には脂肪溶解注射(メソセラピー)がすすめられています。脂肪吸引のプチ整形版といったところでしょうか?
脂肪溶解注射は脂肪吸引など従来の痩身法に比べ、身体への負担が少なく費用もかなり安いです。
ではこの脂肪溶解注射とは?
脂肪溶解注射は注射薬の成分の脂肪溶解剤が脂肪細胞の膜に働きかけて膜を分解します。
やがて細胞核も分解されます。
脂肪溶解注射によって分解された細胞はリンパと血液中に吸収され、リンパに吸収されたものは汗や呼吸中の水分として、血液中に吸収されたものは便や尿として体外に排出されます。
この原理によって脂肪細胞がなくなり部分痩せやセルライトの撃退が可能なのです。
料金的にも安いですしね。
ただ、おわかりかと思いますが、当然脂肪の量が多い人にとっては、脂肪吸引の方が効果的ですし、脂肪溶解注射が脂肪吸引と同様の効果があるわけではありません。
美容整形業界は進化し続けてますので、今後の施術法と効果に期待です。
脂肪吸引のアフターケア
脂肪吸引は部位によっては、術後何日間は専用のプロテクターが必要だったり、腫れが長引くもの、何週間か内出血があるもの、完治まで1ヶ月から3ヶ月かかる場合があります。
そうです。
脂肪吸引手術を受けてすぐ終わりではありません。
脂肪吸引後のアフターケアがきちんと保障されているクリニックを選びましょう。
脂肪吸引後の感染を予防する薬や、腫れや痛みを抑える処方薬など、脂肪吸引において大変重要なアフターケアです。
また、脂肪吸引術を受けるクリニックを選ぶ際には、脂肪吸引の料金は気になるところだと思いますが、必ずこのアフターケアまでつけた金額を提示してもらって決めると良いでしょう。
脂肪吸引キャンペーンなどでせっかく施術料金が安くなっていても、アフターまで診てもらったらすごい金額になっちゃったではしゃれになりませんからね。
ただ脂肪吸引の金額が安ければいいというクリニックの選び方だけは絶対やめましょう。あなたの大事な身体なのですから。