「プチ整形基礎知識」

ケミカルピーリングとは
ケミカルピーリングとはは古い角質や毛穴の中の汚れをキレイにする作用という事です。
ケミカルピーリングでは酸など皮膚に障害を与える液体を使って、角質や表皮、さらには真皮までをも化学的に溶かして、新しい皮膚の再生を促すことによって、病変を治療したり、より健康で美しい皮膚を取り戻そうとする方法です。
治療目的によって、使用する薬剤やピールする深さなどが変わります。
ケミカルピーリングのメリットとしてニキビの原因となる毛穴のつまりを解消してくれたり、皮脂がスムーズに排出されやすくなるので、ニキビのできにくい肌を作ってくれます。
しみ・くすみが薄くなったり、小ジワが目立たなくなります。
また、化粧のノリがよくなり、肌がツルツルになります。

「プチ整形基礎知識」

ヒアルロン酸注入法とは
ヒアルロン酸注入法とは、 今までは、コラーゲン注入法として前から行われていた手法が、ヒアルロン酸の登場により、”プチ整形”としてここ数年で一気に広まりました。
ヒアルロン酸注入法とは、ヒアルロン酸を極細注射で皮下へ注入し、シワを浅くしたり鼻やあごの形を整える方法です。
ヒアルロン酸とは高粘性のムコ多糖の一種で人間の体にも含まれている成分です。
ヒアルロン酸の粒子には色々なサイズがあり、シワの状態に合わせて使い分けることができます。
手軽に行えて結果がすぐに分かる治療として大きく注目されています。
アレルギーテスト不要で、どなたでも治療を受けることができます。
ヒアルロン酸はもともと体内にある物質なので、副作用の可能性は低く、安全性の高い薬剤です。
ヒアルロン酸を注入した刺入部位に内出血を起こすことがありますが、この内出血は、カバーメイクで隠すことができる程度で、10日前後で自然と消失します。
適切な注入部位、注入剤の選択および注入量を誤ると、入部位がデコボコしてしまうことがあるといわれています。
しかし、これについては医師の経験などにもっとも左右されるところです。

＜ヒアルロン酸注入の効果、成功と失敗＞
ヒアルロン酸注入での大きな失敗というのはあまりありません。
というのも半年から１年程度で体内に自然に分解・吸収されてしまうからです。
つまり、効果を維持するには定期的に注入し続けなければなりません。これは長所でもあり短所でもあります。
ヒアルロン酸での失敗として挙げると、注入するバランスが悪くて肌に凹凸が出来てしまったりする程度といいます。
痛みも殆ど感じることが無く、アレルギーの心配も無きに等しく手軽な治療と言えるでしょう。

「プチ整形基礎知識」

美容整形医院選びと患者の心構え
「プチ整形」という言葉は、一般的に聞こえが良く軽く考えやすい言葉の表現です。
ただ、誤解して頂きたくないのはプチ整形と言えども、手術である事には変わりはありません。
手術という事で考えれば、美容整形外科選びは専門医師がいるかどうか、また、経験暦（術暦）などが重視されます。
プチ整形ではメスを殆ど使いませんが、注射針で体内に異物を注入する手術も沢山あるので、注入方法や医師の腕によっては、顔のバランスが変わることもあるので、広告などに惑わされず慎重に選びましょう。
そして、患者の心構えとして、プチ整形はリスクが少ないといっても危険性が全く「ない」ということではないので、手術を受ける時は、十分納得してからにしましょう。
自分の個性を無視して、無理難題を言うのではなく、自分の生まれもった体のバランスの事を考え、医師のアドバイスに耳を傾けて慎重に考えるようにしましょう。
特にチラシや広告に載っている安易な言葉を軽く信じ込まず、自分がしようとしている手術の内容を把握し、医師と納得するまで話し合い、理解したうえで医師の指示に従う事が大切です。
術後に関しては、予定していた状態に落ち着くまで時間がかかる場合もあることを理解しておきましょう。
医師から受けた期間まで待ち、それでも不満がある時は担当医に相談し納得できる常態にする事も大切で。
「術が終わったからもう安心」などと思わずに術をした場所が落ち着くまで必ず様子を見ましょう。