深爪
深爪とは、爪をピンク色の部分（爪甲）まで切りすぎてしまうことで、爪が変形を起こしやすく、巻き爪、陥没爪の原因になるので注意が必要です。
爪を切るときに、白い部分をなるべく残さないで切るのが好き、という人も多いが、深爪は巻き爪（爪が縦に巻いてきて肉に食い込んでしまう状態）、や陥没爪（爪の先が肉や皮に食い込んでしまう状態）の原因になります。
仕事上必要性がある人やギターやピアノなどを弾く人は、常に爪を短く切った状態に保たなければなりません。
そういった人はどうしても爪を深くきりすぎてしまうことがあります。
しかし、巻き爪、陥没爪は、肉に食い込んだ部分が炎症、化膿などを起こしたり、場合によっては歩けないほどの痛みを伴うことがあるので、深爪はなるべく避けたほうがよいです。
特に、赤ちゃんの深爪は、巻き爪になりやすいので注意が必要です。
仕事や日常の必要性から爪を短く切る人も、深爪になり過ぎないようにしたほうがよいです。

巻き爪
巻き爪とは、本来ならまっすぐ伸びる足の親指の爪が、靴の圧力でまっすぐ前に伸びることができなくなり、爪が横方向へ”巻いて”成長してしまう状態を言います。
巻き爪になると母趾の肉に食い込んで痛んだり、化膿してしまったり、靴を履いて歩くと痛むなどの症状があり、歩行に支障をきたすこともあります。
治療法は手術を行ったり、スプリングの効いた特殊なプラスチック製のプレートを爪の上に貼り、爪の外縁が指に食い込んだ部分に対して、プレートの復元力を利用して爪を正常な状態に導く方法などがあります。
化膿してしまうと矯正する方法は使えないので、専門医の治療が必要となります。
放っておいても大抵の場合直るものではないので早めに医師の相談を受けるべきです。

ラウンド
ラウンドとは、ラウンド・チップの略であり、ネイルアートをする際に、仕事柄自分の爪で出来ない場合やトップにあわせて爪先につける、付け爪のベースの先が丸い（ラウンド）形のものをいいます。
爪の自然なカーブや優しいイメージを出したい場合、ラウンドを使うのがおすすめです。
ラウンドに似合うカラーは、暖色系やパール系で、品をよく見せるためにはパールを押さえたパステルカラーがよいといわれます。
なお、ラウンドで爪の印象を強くしたい場合、手の色や服のデザインとのバランスをみて、オブリーク（ベースネイルに斜めのペイントを施す）やストーンを載せるのも一考です。
ラウンドのほうがスクエアよりもデザイン面積が若干少なく、アートを施すのが難しくなります。