トップコート
トップコートとは、ネイルデザインやネイルアートを施した仕上げとして、保護機能と強度ある樹脂の皮膜を全体に施すコーティングです。
トップコートは、ネイルの後、1日1回塗っておくと、色合いやデザインが長持ちします。
ネイルデザインの最後の仕上げ工程なので、塗り残しがないよう丁寧にするのがポイントです。
トップコートはなかなか乾燥し難いものが多いが、速乾性のものもあります。
ツヤや光沢のでるものは、早く乾きやすい傾向があり、使用後はすぐ蓋をする注意が必要です。
このトップコートの上から専用のオイルを塗ることによって、ほこりやゴミから爪を保護し、表面が早く乾くのを補助します。
ストーンや3Dデザインを施した後には、トップコートを塗ることが必須です。

デジタルネイル
デジタルネイルとは、コンピューターに内蔵したデザインからインクジェットプリンターを使って描くのと同じ方法を使って、爪に精細なデザインを施すことです。
デジタルネイルは、マシンを使って細部まで細かくアートを再現できます。
約1800種のアートの中から好きな絵柄を選び、専用の下地を塗ってから手をマシンへセットします。
プリンタの要領で爪に染料が吹き付けられるため、1〜2分ほどで細かな部分まで繊細に再現されたアートが描けます。
10本すべての指を施術しても約6分で完成します。
デジタルネイルは平面的にしかデザインできないので、ラメやラインストーン、レースなどはあとから組み合わせる事をお勧めします。
デジタルネイルは、単価も安く、忙しい人には時間とお金の節約になります。

デコパージュ
デコパージュとは、雑誌の切抜きや写真などを爪に転写するネイルデザインの一種です。
デコパージュの技法は、ベースになる木や陶器どの素材に、貼り付ける絵や柄のプリント素材を貼り込み、出来上がった造形物にニスを塗ったヨーロッパの手工芸デザインです。
ネイルアートでは、この技法を応用し、各種素材を爪の上に転写していきます。
モノクロっぽさを出す英字新聞の切り抜き、雑誌からとった服飾デザイン、花や自然の風景写真、プリクラも貼れます。
爪全面だけでなく、フレンチや3D・ストーンとの組み合わせも面白いです。
素材をあらかじめ、転写液でビニールシート状にしておくと爪やチップの上に楽に貼れます。
ベースネイルが乾かない内に素材を直接載せてもよいが、貼り直しができません。