マンモグラフィー
マンモグラフィーは、乳がん検診や精密検査の精度を高めるための乳房撮影専用X線診断装置です。
マンモグラフィーは、乳房を上下、左右にはさみ、エックス線を照射する装置です。
エックス線が通りやすい脂肪部分は黒く写るが、腫瘍があると遮られて白くなるため、乳がんが浮かび上がります。
がんによって生じるカルシウムがたまった「石灰化」を鮮明にとらえ、乳管内にとどまるがんの発見にもつながります。
しかし、乳房には、乳汁を作る乳腺組織が詰まっていて、この組織もエックス線を遮るため、画像は腫瘍と同様に白くなります。
組織の密度は40歳代までの人では濃く、映像の判定を妨げるため、超音波検査が勧められています。
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