副腎皮質ホルモン
副腎皮質ホルモンとは、腎臓の上側に接している副腎という臓器から、コレステロールを原料として作られるステロイドホルモンの一種です。
副腎皮質ホルモンには、糖質ステロイド、血圧を上昇させる電解質ホルモン、性腺機能を正常に保つ性ホルモンと作用の異なる3種類のホルモンがあります。
一般に、糖質ステロイドホルモンが、血糖を上昇させ、蛋白代謝を促進し、炎症を抑える作用やストレスに打ち勝つ作用を持っています。
従ってこの作用を利用した副腎皮質ホルモンが皮膚炎・リウマチ性関節炎・ぜんそくなどの治療に用いられます。
花粉症やアレルギーになりやすい人は、この副腎皮質が弱っており、近年、パントテン酸の補給によって副腎皮質を強化できるという報告もあります。
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