葉酸
葉酸とは、植物に多く含まれている水溶性のビタミンB群の一種で、DNAの生成、修正に大きく関与する栄養素です。
葉酸が最初に抽出されたのはほうれん草からで、ラテン語で葉を意味する「フォリウム」から名づけられました。
ビタミンB12と協力して、赤血球の生成に深くかかわり、赤血球内の核酸(DNA)の合成に必要な、いわば車のエンジンオイルのような存在です。
葉酸が不足すると、たんぱく質の生成が抑制されて、すぐに悪化するわけではないが、皮膚の再生が遅くなります。
また、赤血球生産が悪くなるため、悪性貧血(巨赤芽球性貧血=DNAの合成障害が原因で起こる貧血)にかかるなどの可能性があります。
特に、妊産婦には葉酸が大切です。その他口内炎、食欲不振、舌炎、下痢、顔色が悪い、などの症状が現れます。
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