「美容と栄養」

イソフラボン
イソフラボンは大豆の胚芽に含まれる植物性ポリフェノールの一種です。

化学構造が女性ホルモンのエストロゲンとよく似ているため、｢フィトエストロゲン(植物エストロゲン)｣と呼ばれています。
エストロゲンは女性に生理をもたらし、女性の体つきや美しい肌をつくっている。
牛乳などでカルシウムを摂取しても、女性ホルモンの分泌が少ないと、骨の中のカルシウムはどんどん溶け出していってしまいます。
イソフラボンは骨からカルシウムが溶け出すのを防ぎ、骨の密度を保ちます。

効果として
のぼせ、ほてり、心悸亢進、発汗、冷え性、憂うつ感、焦燥感、不眠、耳鳴り、記憶力・判断力の低下、しびれ、下痢、頻尿、肩こり、腰痛、全身倦怠感などの更年期障害は女性ホルモンの不足が引き金となりますので、女性ホルモン作用をもつイソフラボンはおおいに有効です。
その他にも動脈硬化や高コレステロール血症を予防する働きもあります。

「美容と栄養」

イサキ
イサキ100g中に含まれる栄養素はビタミンB2/0.2mg、マグネシウム/32mg、リン/180mg、ナイアシン/3.0mgです。
イサキには、心臓病の予防、ストレスや肌荒れの改善といった効果があります。
またリン、マグネシウムも含まれているので、骨や歯を生成するはたらきがあります。
リンは、細胞の成長や神経、筋肉の機能正常に保ち、マグネシウムは、神経の情報伝達や、酵素を活性化に関与しています。
イサキは５月〜８月頃にかけて獲れるものは形も良く、脂がのって美味。味の良さは鯛にも劣らないとされる高級魚である。
最も美味しい料理法はさしみである。
大きめのものを選び、ウロコを落として３枚におろし、腹骨を取ってから皮を引いてやや薄切りにする。
中骨などは生の時はのどに刺さりにくく気にならない。
ところが煮物や塩焼きにすると、とげ（背・尻ビレ）が強くなるので、気を付けたい。
煮物は頭つきで煮上げ、最後に千切りしたしょうがを加える。
　　　　　

「美容と栄養」

イコサペンタエン酸
イコサペンタエン酸とは、エイコサペンタエン（EPA）のことで、酸多価不飽和脂肪酸の一種。
エイコサペンタエン酸(EPA)とも表記されます。
イコサペンタエン酸とエイコサペンタエン酸は呼び方は違うものの意味合いは同じです。
善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし血液をサラサラにする作用があります。
動脈硬化や脳血栓、心筋梗塞、高血圧などの予防に効果的です。
また胃腸や皮膚の炎症も予防します。さんま、あじ、いわしなどいわゆる背の青い魚に多く含まれています。

【効果・効用】
・血液をサラサラにして動脈硬化などを防ぐ。
・アトピー性皮膚炎や花粉症などアレルギー症状を改善する。
・血小板の凝集抑制、血清脂質の低下、動脈の伸展性保持の作用。