大人にきび 原因とストレスマネージメント
<大人にきび 原因>
大人になってからできるにきびは顔だけでなく、デコルテや背中にも出てくることがあります。
三十代、四十代の人がこのような大人にきびに悩まされ、皮膚科を受診するケースが増えてきているそうです。
これら大人にきびも毛穴がふさがって中に皮脂がたまってしまうことで起こることに変わりはないのですが、単純に皮脂の分泌量が増えたから、では片付けられない原因があることが多いのです。
大人にきびの発症には、たとえば次のような要因が考えられます。
●ストレス
●睡眠不足
●食事内容の乱れ
●生活リズムの乱れ
●全身の疲労
●肌に合わない化粧品
●頻回に施されるメイク
●間違ったスキンケア
●タバコ
●手や髪が慢性的に皮膚へ刺激を与えている
●紫外線
これらの要因が複雑に絡み合ってにきびができ、アクネ菌が繁殖することで炎症を起こしてしまいます。
大人にきびをつくらない、進行させないためには、洗顔、保湿などの毛穴をつまらせないためのケアや、薬によって炎症を抑える治療を行なうことに加え、ホルモンのバランスを崩さないように整える必要があります。
そのためには毎日の生活習慣を見直したり、体調を整えることが大切になります。
毛穴で起きている炎症を抑えるだけでなく、原因を探って見直さなければ根本的なにきびの治療にはならないのです。
<ストレスマネージメント>
大人のにきびには、毛穴の詰まり以外にもさまざまな原因が考えられますが、アドレナリンの急上昇により男性ホルモンのアンドロゲンが過剰分泌となり肌がオイリーに傾くことでできる、いわゆるストレス性のにきびが多くあります。
アドレナリンは精神的や身体的に興奮状態になったときに急上昇するホルモンの一種です。
現代の働く女性には、上司との遣り合いや部下への指導、次々にかかってくる電話に食事の時間もままならず・・・と、アドレナリンが大放出しっぱなしという働き方をしている人が増えています。
それに加え疲れによって免疫力が低下していたり、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなっていることも大人にきびができるきっかけになっています。
大人にきびを作らないためには、これらストレスをためず、上手に発散させる術を身に付けなければいけません。
時間は短くても、とにかく深く眠ることです。
そして適度な運動を生活の中に取り入れること。
深く眠るためにも、運動でからだを適度に疲れさせておきたいものです。
からだを動かしていないと、いつまでも眠くならず気がめいってストレスになることもあります。
生活の中の工夫として、アロマテラピーなど香りを取り入れることをおすすめします。
部屋に香りをたいたり、入浴時に好きなアロマオイルをたらしてみるのもよいでしょう。
香りによって気持ちが癒されます。
ストレスマネージメントによって、自分の力でにきび体質を改善していこうとする気持ちを大切にしてください。
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