豊胸手術 CMCバッグと脂肪注入法
<豊胸手術 CMCバッグ>
さまざまバッグの中で、現在人気のあるバッグがハイドロジェルバッグの一つ、CMCバッグです。
素材の感触がとても柔らかく、なめらかに動き、人間の乳腺組織に極めて近い質感を備えているものです。
手術を受ける前のカウンセリングで、CMCバッグを触ったほとんどの人がこのバッグを選ぶというほどです。
このCMCバッグはカルボキシル・メチルセルロースの略で、口内スプレーや目の洗浄剤など医薬品の原料にも使われています。
また食品添加物にも含まれている人体に無害な天然水溶性物質です。
CMCバッグは万が一、バッグが破れて体内へ漏れても尿とともに対外へ排出されます。
またシリコンバッグはレントゲンに濃く写りますが、CMCバッグはレントゲン透過素材であるためレントゲンやCT、MRIにも写りません。
しかし日本の美容外科で多く使用されているCMCバッグですが、世界的にはハイドロジェルバッグ自体の危険性が指摘されており、イギリスでは使用が禁止されています。
手術を受ける際には、医師と十分相談をし、リスクも視野に入れた上で納得のいくバッグを選択すること大切です。
<豊胸手術 脂肪注入法>
豊胸手術にはバッグ挿入法と脂肪注入法がありますが、自分の脂肪を使って自然なバストアップを希望する人には脂肪注入法が適しています。
脂肪注入法とはヒップや太ももなどの余っている脂肪を吸引し、バストに注入する方法です。
この方法のメリットは、不要な脂肪を落とし、同時にバストアップするという一石二鳥の効果が得られるということです。
また豊胸バッグなどの人工物ではなく、自分の脂肪を利用するため拒否反応の心配もありません。
脂肪は注射器で注入されるさめ、体に傷跡を残さない点も魅力です。
豊胸バッグを体内に入れることに抵抗のある人や、ボディラインを整えたい人には最適な方法だといえます。
ただし注入する脂肪の量には限度があり、1カップから2カップのサイズアップは可能ですが、それ以上の飛躍的なバストアップを目指す人には向いていません。
また注入した脂肪が全てバストになるのではなく、バストに定着する脂肪は平均すると50%から70%と言われ、医師の技術や個人の体質により異なってきます。
脂肪の少ない痩せ方の人や、もともと乳腺のほとんどない人、貧血気味の人などは手術が受けられないケースもあります。
最近の美容外科では豊胸手術の技術開発に競って取り組んでおり、新しい手術や独自の手術を次々と生み出しています。
宣伝や情報に惑わされず、医師としっかりカウンセリングの上、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
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