「プチ整形基礎知識」
埋没法
二重瞼をつくる手術として、美容外科で一般的に行なわれている方法が、切開せずに糸でとめる埋没法です。
埋没法は、まぶたの裏側の硬い部分から糸で固定する「瞼板固定法」の別称です。
埋没法 メスを使わず二重まぶたにする画期的な方法で、髪の毛より細い医療用の糸でまぶたの表側と裏側で結び二重のラインを作る方法です。
瞼の裏側にある挙筋腱膜とミュウラー筋という組織から固定する「挙筋腱膜固定法」というやりかたは、一重まぶたを、生まれつきの二重まぶたと同じ状態にする方法ですから、目や皮膚に負担がかかりません。
切らないので、傷跡も残らないし、切開法に比べ腫れや痛みも少ないです。
最近の埋没法では、生まれつきの二重まぶたのように、まぶたを開閉する筋肉と皮膚のごくわずかの部分のみを糸で結びつけるため、糸が皮膚の中におさまって全く目立ちません。
また筋肉と皮膚の一部のみを結ぶため、まぶたの中で特に血管が多い結膜や眼球に傷がつくなどのトラブルが避けられます。
手術時間は10分程度で、施術前に鏡を見ながら何通りか専用の器具を用いて作り、その中で一番気に入ったラインができる箇所に印を付けて、その箇所に糸を用いて二重のくせをつけるので、最終的な仕上がりは、実際に鏡で見てもらったライン以外にはなりません。
手術後すぐにメイクも可能ですし、気に入らなかった場合は元に戻すことも可能です。
アイプチなどで二重が不自然になったり、まぶたがかぶれてしまう方、左右のバランスが不自然な方、奥二重の方に最適です。
注意していただきたいのが、埋没法は腫れや負担が非常に少ない手術ではありますが、何度も繰り返すと目を開けるときの筋肉が弱くなり眼瞼下垂の原因になったり、皮膚や瞼板を痛めてしまいます。
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