ボブ
ボブとは、毛先の先端をそろえる時に、バング（前髪）と頬にかかる両サイドのカットラインが直線的なものをいい、俗にいうおかっぱです。
ボブの変形にはシャギーがあり、毛先をそいで軽くしたスタイルです。
マッシュルームカットはボブの変形で、ちょうど毛髪がマッシュルームのようにふっくらとし、カットラインの尖端が柔らかく丸みをおびたようになっています。
ボブの毛先だけを軽く外側にカールするとかわいらしさが強調されます。
60年代のサイドが流れるようなボブスタイルは、トリートメントでツヤのある髪の流れがきわだち、当時から人気がありました。
現代でいえば、天使の輪ができやすいヘアデザインです。

ボディパーマ
ボディパーマとは、毛の生え際から毛先の真ん中（ボディ）の部分を中心に、太めのロッドを使って毛先に軽い動きをつけるパーマのことをいいます。
ボディパーマをかけるとよいのは、いわゆるネコッ毛といわれるストレートヘアの人で、ヘアにあるていどボリュームを出させると、顔の印象も変わります。
ボディパーマをかけるロッドの太さは直径30mm程度のものを使います。
長髪の人はこの太さでよいが、短い髪では難しい為、細いロッドをつかって、短時間ではずし、セットするようにします。
男性でもボディパーマをかけるとやさしい感じの印象になります。
似た様な表現に、ルーズウェーブ・ボディウェーブ・エアリーウェーブなどがあります。

ホップエキス
ホップエキスとは、クワ科の植物・ホップの雌花の穂から得られたエキスであり、ビールに苦味の味付けをするために使われる。有効成分はタンニンです｡
ホップエキスには、ごく最近、髪の毛を黒くするメラニン色素を作るメラノサイト（色素細胞）の運動能力や増殖活性を高める効果や、メラノサイトが正常に働くように制御する遺伝子を増やす効果のあることが明らかになりました。
また、ホップエキスには、動脈硬化を予防する作用のあることもわかりました。
すでに、ホップエキスを、シャンプーに入れ、コシのない髪にハリとボリュームを与えるという製品があります。
ホップエキスのタンニンには、ひきしめ効果と抗菌作用があり、油性肌用のローションに入れられます。