リール黒皮症
リール黒皮症とは、粗悪な成分の入った化粧品によって、顔面特に前額・頬骨部・頬に対側性に黒褐色〜黒紫色網状の色素沈着を生じたものです。
リール黒皮症は、もともとシミになりやすい体質の人が、化粧品の粗悪な油脂・香料などが分解し、(主に酸化や加水分解など)それによってできるアレルギー性接触皮膚炎が繰り返し起こることによってできます。
特に、日光に当たることにより悪化します。
近年は、化粧品の品質向上により、あまり見られなくなりました。
しかし、リール黒皮症と似たような症状のものに、ナイロンタオルなどで皮膚をこすりすぎ色素沈着するものがあります。
いずれも、皮膚のバリア機能がこわれている状態なので、まず化粧品はいっさいやめ、日光にあたらない注意が必要です。
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