繭玉
繭玉(まゆだま)とは、カイコが蛹になるときに身体をつつむ100%絹の繊維でできた楕円状の球体です。
繭玉を半分に割り、マッサージ用として指にはめたり、繭玉からセリシンをとるために使われます。
化粧品原料としての繭玉は、水で煮出すと、中から水溶性のセリシンという成分が溶け出してきます。
このセリシンに、紫外線をカットし、活性酸素を抑え、お肌を保湿するはたらきがあります。
セリシンをとりだした残りの繭玉に残ったものがフィブロインという繊維状の物質です。
このフィブロインをパウダー状にしたものが「シルクパウダー」であり、なめらかでさらさらした肌触りを出すためのファンデーションなどに配合されます。
シルクパウダーは、美容食にもなっています。
PR