ユキノシタエキス
ユキノシタエキスとは、ユキノシタ科植物「ユキノシタ」の全草から抽出した茶褐色透明なエキスです。
有効成分に、タンニン､フラボノイド､無機塩類を含みます。
紫外線は、皮脂を酸化させ、老化をすすめる過酸化脂質を生成させるが、ユキノシタにはその生成抑制をし、DNA傷害の修復を促進する作用のあることが確認されています。
通常、サンスクリーンは紫外線吸収をする合成有機物や紫外線光散乱する無機物質をいれているが、ユキノシタの作用はこれらとは違うメカニズムです。
昔から、民間薬生薬として、生の葉の汁を腫れ物やしもやけ、うみの吸出し、やけどなどに用いてきました。
また、他の消炎剤やエキスとの併用で相乗効果が期待されます。
美白のエイジングケアに注目の成分です。

ムスク
ムスクとは、鹿から取れる中国の香料で、シッカロールのような香りで昔から人気の香料の一つです。
ムスクは、動物性香料の一つで麝香鹿（じゃこうじか）から取れる香料です。
中国の山岳地帯に主に生息している麝香鹿のオスの生殖腺分泌物で、鹿の下腹部にある香のうを切り取って乾燥させたものから取れるのだが、最近は動物保護の観点から市場にはあまり出回っておらず、あっても非常に高価です。
そのため、最近ではムスクの香りを化学的に合成することが多いです。
嗅いでみれば誰もが一度は嗅いだことのある香りで、シッカロールとにおいは似ています。
女性を髣髴とさせるにおいなので、香水として使われることが多く、人気のある香りです。

ムクロジエキス
ムクロジエキスは、ムクロジの果皮から得られるエキスで、洗浄効果があり、抗炎症、抗菌作用があります。
ムクロジエキスは、ムクロジの果皮から抽出したエキスで、歯磨き粉やシャンプー、石鹸などに多く使われる天然成分です。
天然の界面活性剤であるムクロジサポニンを含んでおり、洗浄効果があります。
インドでは古くより洗濯用に使われてきました。
抗炎症作用、抗菌作用などの働きがあるため、クレンジングや洗顔剤にも配合されます。
ムクロジは、漢字では無患子と書き、学名のサピンダスはラテン語で「インドの石鹸」を意味します。
暖かい山地に生える長い葉を持った落葉高木で、中の黒い種子は正月などに行なう羽根つきの球の材料としても使われます。