◆セルライトの原因◆
セルライトができる原因は、主に運動不足による血行不良やリンパ液の流れの悪さによる、エネルギー代謝の低下が挙げられます。
セルライトは、皮下組織のむくみの慢性化によって脂肪に老廃物が付着したり、あるいは脂肪細胞同士が癒着して脂肪の固まりになったものです。
セルライトは、脂肪細胞が血管から離れた状態、つまり局部的な循環障害でその部分の体温が低くなります。
通常、脂肪細胞は血管に隣接し、血液が運ぶ中性脂肪や糖を取り込みエネルギーとして蓄えます。
しかしセルライトは肥満とは違い、脂肪細胞が血管から離れて浮遊し体温が伝わりにくい状態なのです。
この状態が第1段階です。
そして更に浮遊する脂肪細胞に溜まった老廃物が付着。
徐々に巨大化しボコボコ状態になるのがセルライト発生の第二段階。
血行不良による冷え性の方や、仕事や家でほとんど動かない方、体がむくみやすい方、
締め付けるような下着を常時着用されている方、塩分を摂取し過ぎている方は、体内の老廃物や、余計な水分が溜り、セルライトがつきやすい傾向にあるので、要注意と言えましょう。
こうした脂肪細胞の異常事態を引き起こすのが、冷え症やむくみといった循環障害なのです。
冷え症は、血管と細胞の水分調節に支障をきたし、脂肪細胞を浮遊させ易くしてしまいます。
一方のむくみは、リンパ液が滞り体内の不要な水分や老廃物を排出出来ない状態のことですが、この老廃物が水垢のように付着しセルライト化してしまうのです。
つまり、冷え症やむくみが起きやすい下半身はまさにセルライトができやすい環境なのです。
また、食生活の乱れ、消化不良、必須栄養素不足も原因となることが分かっています。
痩せている方でも、加齢や更年期、出産などによって、セルライトがいつの間にか付いてしまったという女性は大勢います。
PR