脂肪吸引とは

脂肪吸引とは、一種の痩身術で、「手術による部分やせ」とも言われ、金属の管で皮下脂肪を吸い出すというものです。　
脂肪吸引は体の気になる部分の脂肪細胞の数をコントロールする治療ともいえるでしょう。
現在では、脂肪吸引術は技術向上により、頬、顎、上腕部（二の腕）、腰回り、腹部、お尻、太もも、ふくらはぎ、足首などあらゆる部分での施術が可能となっています。
脂肪吸引は日本では約20年前から始まったものですが、ここ10年で脂肪吸引の技術は進歩し、一般的にはドクターの技術も向上し、医療機器等も進歩した結果、脂肪吸引は安全で確実な手術として広く行われるようになりました。
ただ脂肪吸引は一種の痩身術ではありますが、体重を減らすことは期待できません。
脂肪自体は軽い組織なので、よほどたくさん脂肪を取らない限り体重を大きく減らすことは出来ないし、安全に脂肪を取り除く量には限界があるからです。
ですから、脂肪吸引で体重が減らせますなどというクリニックは逆に危険とも言えるでしょう。

【脂肪吸引の施術方法】
脂肪吸引手術は、脂肪を取りたい部位近くに「カニューレ」という細いチューブを挿入し、脂肪を吸引します。
麻酔をかけるので脂肪吸引手術中の痛みはほとんどありません。脂肪吸引手術はカニューレを挿入するために数ミリほど切開しますが、傷跡はほとんど目立ちません。
こういった脂肪吸引方法は日々進化し、クリスクロス法やハイパーインフレート法、PAL法など様々な方法があります。
脂肪吸引の手術時間が短いもの、大量の脂肪吸引ができるもの、脂肪吸引術後の回復がはやいものなどです。
脂肪吸引手術を受ける際にはクリニックでどういった術法をとるのかあらかじめ確認した方が良いでしょう。
気に入ったクリニックをいくつかピックアップして、事前にカウンセリングや料金の相談をして、充分に納得してから決めるのが良いでしょう。