「美容と栄養」

りんご
りんごには、カリウム、ペクチン、ポリフェノールを豊富に含んでいます。
りんごは、りんご酸やクエン酸が含まれており、咳止めや胃のむかつきの抑制などに効果がある。
カリウムが多く含まれているため高血圧にも有効。
カリウムはナトリウムの排出を促進し、血圧を下げる効果があります。
また、りんごは整腸作用や過剰なコレステロールを排出する水溶性のものと、血圧を下げる効果のある不溶性のペクチンを両方含んでいます。
また、食物繊維のペクチンが豊富に含まれているため腸内細菌の乳酸菌などを増殖させ、腸の働きを整える働きがあるため、便秘の改善にも役立つ。
酸味のもとはりんご酸とクエン酸で、疲労回復、食欲増進などに効果があります。
りんご100g中には、カリウム/110mg、ビタミンC/3mgなどが含まれています。

【効用】
・便秘
・二日酔い
・動脈硬化

【旬】
９〜１１月

「美容と栄養」

リン
リンは身体の中でカルシウムについで多く存在するミネラルのひとつです。
カルシウムと結合して骨や歯を形成しています。
その他、脳、神経、血液、細胞膜などに存在しています。
ビタミンB1、B2の補酵素として糖質の代謝に関わります。
カルシウムとリンは1:1のバランスで摂取するのが望ましいといわれますが、日本人ではカルシウムが不足し、リンが過剰になる傾向にあるようです。
リンを取りすぎると逆にカルシウムの吸収率が悪くなります。
リンの含有量が多いのは肉類、魚介類、乳製品です。

「美容と栄養」

緑茶
緑茶はお茶の種類の中では不醗酵茶に分類されます。
緑茶の味は、渋み・苦味の成分であるタンニンと、うま味・甘味の成分であるアミノ酸のバランスによります。
渋味が少なく、まろやかな味わいが特徴で、カテキンも非常に多く含まれる。
緑茶は昔から日本人なら必ず口にしてきた普通のお茶です。
たとえば、煎茶、玉露、かぶせ茶、玄米茶、番茶、玉緑茶、碾茶、抹茶、焙じ茶などです。
これらのお茶は、生のお茶の葉を発酵させずに製造した不発酵茶といいます。
緑茶にはビタミンC、タンニン(カテキン)、カフェイン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
薬効成分のタンニンやビタミンCはお茶の醗酵が進むにつれ変質してしまいますが、緑茶は不醗酵茶のため紅茶や烏龍茶などよりもこれらの成分を多く含んでいます。
緑茶には風邪の予防から、がん予防、動脈硬化や高血圧の予防、老化防止、口臭や虫歯予防とさまざまな効能があります。

【効用】
・成人病予防
・殺菌作用
・美肌効果
・リフレッシュ効果
・口臭予防