にきび治療 ケミカルピーリングとにきび痕の治療
<にきび痕 治療>
今現在、進行中のにきびに悩んでいる人もいれば、昔にきびができていたときにつぶしてしまった、自己流のケアをしていたためににきび痕が残ってしまって悩んでいる人もいることでしょう。
とくににきび痕には、茶色く色素沈着してしみになっている場合、皮膚が陥没している場合(にきび瘢痕と言う)、毛細血管が拡張状態などがあり、悩みも深いようです。
色素沈着によるしみなら、ケミカルピーリングやレーザー治療で目立たなくなることもあります。
にきび瘢痕の中でも浅い陥没の場合は、グリコール酸ピーリングを行なうことでその陥没の段差が少なくなって目立たなくなることもあります。
またにきび瘢痕の中でも皮膚が盛り上がっているような状態の場合は、外科的に切って縫い合わせる方法やステロイド薬を局所注射する方法が行なわれることもあります。
これらのにきび痕の治療はほとんどが保険が適用されず実費治療となります。
また特殊な治療になるため、専門医とよく相談して進めなくてはなりません。
いずれにしても、にきび瘢痕を治すのは大変な治療となります。
できるだけにきび痕を残さないよう、にきびが軽症のうちに正しい治療を行なって完治させることが重要です。
<にきび治療 ケミカルピーリング>
ケミカルピーリングというものをご存知でしょうか。
しみやくすみ、しわを取り除くための美容目的で行なわれることが多い方法なので、なんとなく聞いたことのある人もいるかと思います。
ケミカルピーリングは保険の適用にはなりませんが、にきびの治療としても注目を集めています。
ケミカルピーリングとは、皮膚の表面に化学薬品を塗って新陳代謝が悪くなった角質をはがして再生を促し、新しい肌を再生させる治療法のことを言います。
普段以上に日焼け止めには気を配ってください。
ケミカルピーリングにかかる時間は、にきびの症状によっても異なりますが、準備から保湿まで含めるとおよそ30分間ほどです。
1回の治療で完治するほどの効果はないため、数週間に1回ずつ、何回が繰り返して受ける必要があります。
費用は病院によって異なりますが、おおよそ1回1万円前後でしょう。
にきびの症状や程度に応じて薬の濃度や、塗る時間なども調整する必要があるので、皮膚科専門医のいる施設で受けるのがよいでしょう。
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