アロマバス
アロマバスとは、ぬるめのお湯をはったバスタブにアロマオイル(植物の花、葉、果皮、実、茎、樹脂などから抽出した芳香のある揮発性オイル、エッセンシャルオイル)を3〜5滴たらして、ゆっくり入浴する方法です。
アロマオイルの持つ芳香成分の効果がプラスされることで、神経系やホルモン系にも働きかけるため、入浴にさらなるリラックス効果が期待できます。
<全身浴>
バスタブにぬるめのお湯をはり、5滴ほどのアロマオイルをたらし、よくかきまぜてからゆったりとつかります。
心地よい香りが、浴室いっぱいに広がります。
アロマオイルは水に溶けにくいため、オイルの原液が直接お肌についてしまうことがあります。
お肌の弱い方は、アロマオイルを5ml程度の少量のキャリアオイルで薄めてから使用すると良いでしょう。
また、柑橘系のアロマオイルを使用する場合、お肌の敏感な方はピリピリとした刺激を感じることがあります。
そのような場合は、オイルの量を減らしたり、使用を中止して下さい。
<半身浴>
肩までたっぷりとつかる全身浴に対して、心臓の下くらいまで長時間つかるのが半身浴です。
5滴ほどのアロマオイルをたらし、よくかきまぜてからゆったりとつかります。
心臓に負担を掛けにくく、また下半身を温めることによって芯から体を温めることができます。ぬるめのお湯に30〜40分程度入りましょう。
汗が出るため、入浴前には十分な水分を補給します。上半身が冷える場合は、バスタオルなどを肩にかけるとよいでしょう。
<手浴(ハンドバス)>
洗面台のシンクや洗面器にお湯をはり、アロマオイルを2〜3滴たらして両手を浸します
同時に蒸気を吸い込むようにすれば、芳香浴を楽しむことも可能です。
指先だけでなく上半身を温めることができますので、肩や首の健康にもおすすめです。
ひじをお湯につける「ひじ浴」という方法もあります。
<足浴 (フットバス)>
簡単に足元から体を温める方法です。
大きめの洗面器やバケツに熱めのお湯をはり、アロマオイルを3滴ほどたらします。
両足首を入れ、10分ほどつかります。
足首や指先のストレッチを行なうとより効果的です。
<座浴>
大きめの洗面器を利用して、お尻までつかるアロマバスを座浴といいます。
お湯にアロマオイルを1滴たらし、お尻を洗うようなイメージで2〜3分間つかりましょう。
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