脱毛
人間の頭にはえている毛は100万本以上だといわれています。
髪の毛は、いずれ成長がとまり、抜け落ちる運命にあります。
髪の毛の平均的な寿命の長さは5~6年です。
健康の頭皮でも、1日に平均して100本ほど髪の毛が抜けることはいたって正常なことです。
ただし、短期間にたくさん髪の毛が抜けたり、明らかにハゲが目立ってきたりした場合は、早めには脱毛症の治療に取り組んだほうがいいかもしれません。
髪の毛に異変を感じたなら、いちど皮膚科へ行って診断を受けてみましょう。
脱毛症は、髪の毛の最長期間が短くなくなることが原因で進行していきます。
髪の毛の生長期間が短いと、髪の毛が細く短くなり、色素も薄くなっていきます。
充分に髪の毛が育たないまま成長期間が終わってしまい、また次の新しい髪の毛が生えてきます。
この繰り返しを続けることで、ハゲが次第に広がり進行していきます。
また、若い人の間でもハゲが広がりつつあります。
小さいころからの受験戦争のストレス、生活習慣の悪化、偏った食生活などが頭皮に悪影響を与えているからだと思われます。
いま日本人で薄毛に悩んでいる人は1200万人以上いるといわれています。
日本人の10人に1人が悩んでいます。
脱毛症には、AGA(男性型脱毛症)や円形脱毛症などがあります。
髪の毛が薄くなる原因は、遺伝、ストレス、タバコ、偏った食生活、睡眠不足、ヘアカラーやパーマが毛髪にダメージなどです。
自分が脱毛症かどうか判断は、家族に脱毛症の人がいる、母方の父親はハゲている、頭皮が油っぽい、フケがたまりやすい、髪の毛がもとから細い、正確が神経質でストレスがたまりやすい、生活が不規則で、睡眠時間がバラバラ、好き嫌いが多く、食生活が乱れている、タバコを吸っている、毎日お酒を飲んでいる、辛いものが大好きなどの症状は、脱毛症である危険性は高いと思われます。
そのように思われる方は、すぐに脱毛症の予防に取り組みましょう。
ストレスを解消する、きちんと睡眠をとる、食生活を改善する、サプリメントをとる、タバコをひかえる。
など日常生活を改善しましょう。