歯列矯正で出っ歯を矯正
歯列矯正は保険がききません。だからお金がかかります。
それでも、歯の矯正をしたい人は多い。
歯が、顔の印象を決める大事なパーツだということです。
上顎前突(じょうがくぜんとつ)とは、上の歯が前に出ている噛み合わせの、歯のこと。
別名を「出っ歯」といいます。
出っ歯の原因は、遺伝・食べ方・ムシ歯・普段の癖・口呼吸などです。
出っ歯は、チャームポイントになることもありますが、ムシ歯・歯周病・あごの痛み・発音が悪くなる・肩こり・頭痛、などを助長したりもします。
子供のうちなら、簡単に治せるものであっても、大人になると難しいこともあります。
予備知識として出っ歯のタイプを知っていてください。
大人の出っ歯には、三つのタイプがあります。
1
上の前歯が外側に反っている出っ歯。
典型的な出っ歯といえばこのタイプです。
2
下の顎の骨が小さくて下の前歯が後ろに下がってしまっているケース。
アゴの方が後退しているので、上が出っ張って見えるということです。
3
上の顎の骨自体は大きいけれども、前歯が大きく内側に倒れているタイプです。
形としては歯が引っ込んでいるので、本人が出っ歯として自覚を持っていない場合がほとんど。
1と2の治療は、歯の位置関係で修正するということに尽きます。
多くの場合、歯を減らして上の前歯を内側に入れる隙間を作ることからはじめるのです
治療によっては、下あごの歯の本数も調整することもあります。
2のように、下歯が後ろに下がって出っ歯になっている、上の前歯を内側に入れることで、症状の改善が望めます。
歯の状態を治すには、難しい治療が必要になります。
導医クラスの専門医に相談を。
出っ歯に悩んでいて、治そうと考えているのなら「歯列矯正」をすることになります。
出っ歯の歯列矯正は、前歯を後ろに下げる矯正です。
歯の表面に、小さな装置(ブラケットといいます)を取り付け、ワイヤーを通してゴムで固定、張力をかけつづけることで歯並びを変えていく。
おおざっぱに言えば、これが歯列矯正です。
ブラケットは歯の表に付けるのが普通です。
「踊る大走査線・ザ・ムービー」を見たことがあれば、出演していた小泉今日子さんが笑った歯を思い出してください。
あの、歯に付いた装置がブラケットです。
ブラケットは、目立たないよう歯の裏側にとりつけることもあります。
歯列矯正をすると、口元が整って、表情が美しくなります。
噛み合わせがよくなるので、食べ物がよく咬めるようになるし、発音もよくなります。
また、頭痛や肩こりなども軽減されます。
人間は心の動物。
見た目が改善されれば、気持ちも切り替わって、何事にも前向きになれるものです。
出っ歯を気にして、生活のどこかに支障がでているのなら、思い切って矯正するのがいいでしょう。
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