歯列矯正子供の場合
歯列矯正 子供の場合、成人してから行うより治療にかかる期間と費用が抑えられるため、歯並びや噛み合わせの問題がある場合は、早めに治療を行い、歯にまつわる問題を解決しておくことがおすすめです。
成人の場合、歯列矯正にかかる治療費は100万円程度といわれていますが、子どもの場合は、60万円程度といわれています。
子どもの場合、骨格が固まっていないぶん、歯並びや噛み合わせが悪いまま成長してしまうと、骨格の成長や発育に悪影響を及ぼす危険性や呼吸や咀嚼(そしゃく)、発音などの障害などもあるため、早めに治療し解決していく必要があります。
悪い場合は、顔が左右非対称になってしまう危険性もあります。
そうなってしまうと本人の精神衛生面での悪影響も考えられます。
治療期間は、成人の場合、弱いチカラでゆっくりと歯や歯茎に負担がかからないように行う必要があるため、4年から5年かかる場合がほとんどですが、子どもの場合は1年から2年程度で治療を終えることができます。
子どもの歯列矯正は、アゴの骨格を整える1期治療と歯の位置を整える2期治療からなり、小児矯正とも言われています。
2期治療が成人にも適用される歯列矯正で、永久歯が生え始める6歳から7歳ころや永久歯が生え変わる9歳から13歳までの時期が適しているといわれています。
その理由として、乳歯が生えている幼児期に歯列矯正をおこなうと、子どもが嫌がってしまうことが多いうえ、特に9歳から13歳までの時期は、アゴの骨格が柔らかいため、アゴを広げたり、前に動かすなど、アゴの骨格のバランスを整える治療が行いやすいからです。
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