「美容と栄養」
エフェドリン
エフェドリンは天然の植物から精製されたもので無色の結晶で興奮剤として用いられます。
アドレナリンと同じ働きをします。
漢方で使われる「麻黄」もエフェドリンを含んでいます。
また エフェドリンは、気管支を広げる働きがあるため、喘息の治療に使われます。
喘息は、肺に空気を送る管、気管支が狭くなって息がしにくくなる病気です。
それ以外に、鼻の粘膜の充血や腫脹を抑える効果があるので、一般用医薬品の総合感冒薬などに入っていることがあります。
「麻黄」は、咳を鎮めたり、痰を出しやすくするなどの目的で、さまざまな漢方薬に含まれています
<エフェドリンの特徴>
劇薬で、覚醒剤の原料。漢方薬の麻黄(まおう)に含まれ、明治一八年(一八八五)長井長義が初めて抽出。喘息(ぜんそく)の治療に用いる。
化学式C10H15NO。
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