肥満とガンとの関係
肥満とがんの関係については多くの研究結果が発表されています。
女性では子宮がんと乳がん、男性では大腸がんと前立腺がんが発症する確率が高いことが分かっています。
男性では主に欧米型の食事で脂肪摂取量が多くなっていること、女性は肥満のために血液中の女性ホルモンが増えることが原因と考えられています。
また女性の乳がんでは、肥満の人の5年間生存率が著しく低くなることも分かっています。
がんの発生率は年齢とともに高くなりますが、その一因として、歳をとるほど免疫能力が低下してくることがあげられます。
また精神的ストレスによっても免疫機能が低下することが明らかにされています。
この免疫能力を高めるために適度な運動が有効ですし、運動はストレスの解消にも効果的です。
つまり正しいダイエットで行う栄養バランスの良い低カロリー食と運動は、がんやその他成人病の予防にも大変効果があるということになるのです。