シリンジ法
シリンジ法とは、脂肪吸引で使用するカニューレのような吸引管を使わずに陰圧がかかる注射器で丁寧に脂肪を吸い出す痩身方法です。
電動ポンプではなく注射器の陰圧を利用して脂肪を吸引する方法である。
豊胸手術などでの脂肪注入に容易に利用できるのが特徴である。
浅い部分の脂肪吸引には向いていないとされ、深部が対象となる。
1990年代に入ってアメリカで開発された方法であるが、現在まで主流な方法とはなっておらず、脂肪注入時に利用されることが多いようである。
手作業により極め細かな脂肪の吸引が可能なため、数CCレベルで左右対象に脂肪吸引量をそろえることができ、ボディライン形成の繊細な調整が可能であること、また吸引した脂肪量を正確に測ることが出来ます。
またシリンジ法は、皮下組織や血管などの他の組織を傷つけることなく脂肪吸引できること、出血や痛みなど身体へのダメージが小さいこと、術後の回復が早いこと(1〜2日程度で日常の生活へ復帰可能)が、メリットとして挙げられます。
逆にシリンジ法のデメリットは、1990年代に入ってアメリカで開発された痩身方法であるため、日本ではあまり普及していないこと、浅い部分の脂肪吸引には適さず深部が対象となること、高度な技術を要するため熟練された医師を探すのが難しいことが挙げられます。
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