クリス クロス(Criss Cross)法
クリス クロス法はカニューレ(吸引管)を、数箇所に挿入して、クロスさせるように吸引を行う方法です。
一箇所だけで吸引を行うと、どうしても取り残しや、でこぼこができやすくなります。
クリスクロス法は、これらの欠点をカバーするために生み出された方法といえます。
クリス クロス法での脂肪吸引はカニューレを動かせる範囲で脂肪を吸引するわけですが、その挿入が1ヶ所のみでは吸引できる範囲が偏ってしまうために、脂肪吸引後にでこぼこが出来ると言う現象が現れます。
そこで、カニューレを数カ所から挿し込み、その範囲にムラが無いよう網の目上に吸引することを「クリス クロス(Criss Cross)法」と呼んでおり、
複数の小さな切開創が残りますが、脂肪吸引のでこぼこを無くし、表面上、より滑らかとなります。
カニューレを挿入した複数の小さな切開創は術後にだんだんと薄くなっていき、目立たなくなります。
ただし、複数の切開部の傷跡を目立たなくするために、なるべく小さく切開したり、スキンプロテクターで保護するなどの対策が必要になってきます。
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