BBクリーム
ひところ韓流ブームが続き、それが単にブームに終わらずに韓国の様々な事情が以前より伝わるようになりました。
以前と比べてお隣の韓国は本当に近い国になったものだと実感します。
さて最近韓国で流行しているというBBクリームの情報をお届けします。
クリームなのでおいしいシュークリームの一種かなと食いしん坊の私は早とちりしました。
しかしそうではありませんでした。
これは韓国の女優さんたちが愛用している化粧クリームのことです。
さらに女優さんたちが愛用したことで、一般の女性の間にも瞬く間に広まったという背景があるようです。
特に韓国ドラマを見ても分かるように、韓流ドラマの女優さんたちは一見、化粧をしていないかのようなナチュラルメークが特徴だといわれています。
そのメークの中心となるのがBBクリームだそうです。
この特徴はファンデーションと美容クリームの効能を一つにまとめたところにあるようです。
つまり、肌の保湿、敏感肌の保護をしながら、ファンデーションのような重さを持たせず、ナチュラルな印象を与える、つまりかなり画期的な化粧クリームになる、というのがこのBBクリームの大きな魅力です。
ところでBBの意味ですが、Blemish Balm という英語の頭文字をとったものです。
Blemish は欠点や傷を表し、Balm は香油という意味です。
つまり(お肌の)欠点や傷を補ったり治したりする効能があるクリームとなります。
欠点や傷を補ったり治したりする効能というとかなり大げさな感じがしますが、実はBBクリームの発祥は医療用のクリームがその起源なのです。
使われだしたのはドイツで、医療用のクリームとして使われていました。
1980年代に韓国に紹介され、エステサロンの一部で使われていました。
価格はかなり高額だったようです。
しかし、昨年末からネットでBBクリームが評判を呼び、さらに韓国の有名化粧品メーカーが普及版を発売したことからBBクリームの普及に火がついたようです。
また、韓琉ドラマの女優さんたちもBBクリームを愛用していると言われ、ブームにさらに拍車をかけています。
日本ではまだ一部の芸能人が使用しているといわれていますが、ネットではブームに火がつきそうな感じですが、店頭で大々的に売られている兆しはまだないようです。
ちなみに日本でBBクリームに関して発言しているのはIKKOさんやユンソナさんです。
また韓国のメーカーでは、最近はBBクリームに付加的な機能を補強した製品の開発が盛んになっているようです。
付加的な機能としては、アンチエイジング、美白、紫外線遮断などですが、この点が成功すれば、美容クリームとしての魅力と普及に拍車がかかることは間違いないでしょう。
日本のネットショップでも販売していますが、多くは品切れ状態のようで、再入荷待ちといった状態が続いているようです。
セラミドとヒフミド
セラミドとは表皮の健康を保つバリアの役目をする水気を含む脂質をいいます。
このセラミドは角質層の細胞と皮膚の細胞の間に存在し、外部刺激からお肌を守る「バリア機能」と皮膚からの水分の蒸散を防ぐ「水分保持機能」を有しています。
セラミドの量が多い肌はしっとりとした潤い肌になりますが、セラミドの量が少ないとバリア機能が低下して乾燥肌・敏感肌・アトピー性皮膚炎になったりするのです。
小麦や米の胚芽などの食べ物やサプリメントでセラミドはある程度は補給できますが、加齢や空気の乾燥、ストレス、疲労、睡眠不足、紫外線などの作用によりセラミドは減少します。
セラミドが減少すれば、バリア機能は低下し、肌老化も進みやすくなってしまいます。
そこで、セラミドが配合された化粧品が発売されています。
小林製薬のスキンケア化粧品シリーズの「ヒフミド」です。
ヒフミドは、「肌のバリア機能をいかに守り、向上させるかが、皮膚の健康を保つ鍵」とのコンセプトのもとに開発されています。
人の皮膚に存在するセラミドには、I~VIIの7種類がありますが、その中でも、皮膚にあるセラミド量の約21%を占めるのが保湿力が高いセラミド2です。
小林製薬のヒフミドは、セラミド2と同じ構造を持つ天然型セラミド2を配合していますので、保湿力にすぐれ、ふっくらとやわらかなお肌に整えてくれるのです。
この天然型セラミドは皮膚にのばすだけで、不足している皮膚成分を補充できる成分です。
天然型セラミドは水にも脂にも馴染まない性質であり化粧品への配合は難しいのですが、界面活性剤を使わずに高濃度での配合を実現した小林製薬のスキンケアシリーズのヒフミドは、乾燥肌で悩む多くの女性の方が保湿力を実感し、乾燥肌に確かな結果を出した確かな製品との評判です。
アンチエイジングサプリメント
アンチエイジングサプリメントがドラッグストアーやネットショップ、あるいは通信販売でよく取りあがられるようになりましたが、アンチエイジングはそもそも老化に対抗しようとする考え方で、それをアンチエイジングサプリメントで手に入れようとすることになるのでしょうか。
先ずは老化について正しい知識をまなんでからアンチエイジングサプリメントを取り入れるようにすることが大切だと思います。
このアンチエイジングについては太古からの不老長寿として多くの研究がなされてきましたが最新の研究では、大きく分けて2つの考え方があります。
最初に(プログラム説)についてです。
人間の細胞は、細胞分裂することは周知の事実ですが実はある回数で細胞分裂を止めてしまうことがわかってきました。
細胞の遺伝子(DNA)に老化や細胞の寿命が予めプログラムされていて、ある年齢に達するとこの遺伝子が働きだし、細胞を老化させたり細胞死を引き起こす研究結果が発表されています。
もう1つは(エラー蓄積説)といいまして、細胞が細胞分裂する際に、まれに遺伝子(DNA)にコピーエラーが出る現象です。
複製時だけではなく分裂前の状態でもエラーが発生するそうで、エラーが長年蓄積して細胞を老化させるというものです。
老化現象は、加齢からくる(細胞の老化)と維持時点で起こる(細胞死)によって細胞数が減少することによって、身体の生理機能が低下する現象を言います。
この老化現象を鈍らせようというのがアンチエイジングで、アンチエイジングサプリメントでその目的を補おうということなのです。
合わせて人の体というのは、積極的に活動し常に身体に刺激を与えることによって細胞活動も刺激され、心身ともに機能は高いレベルを維持できます。
もし、身体能力を使わない場合、たとえDNAは不変であっても、健全な遺伝子分裂が起きずに、筋肉や筋の萎縮、収縮して身体能力が低下します。
アンチエイジングサプリメントだけに頼らずに健康な体を維持するための基本的な運動や生活リズムも大切なのです。