「プチ整形基礎知識」

全切開
全切開は二重のライン上に沿って目頭付近から目尻付近までを切開し、そこからまぶたの厚みや原因となる余分な皮膚のたるみ・皮下脂肪を取り除き、二重のラインを作る方法です。
もっとも大掛かりな二重手術ですが、確実性とデザインの自由度に優れているといわれ、術者によっては全切開法を強く勧めることもあるようです。
埋没法でうまくいかなかった方や、まぶたが分厚い方、幅広い二重まぶた希望の場合でも大丈夫な方法です。

＜特徴＞
切開手術のため腫れなどダウンタイムへの影響は大きいです。
自己スケジュールをしっかりと立て、手術を受ける必要があるでしょう。
しかし、全切開の場合、過剰な皮膚を取り除くだけではなく、中の肥厚した組織まで取り除くことができるので仕上がりは非常に自然で、スッキリとしたまぶたに仕上げることができます。

「プチ整形基礎知識」

全身麻酔
全身麻酔 全く痛みを感じることがなく、入眠の状態にする方法です。
他の麻酔法と比べると身体にかかる負担がやや大きい。
全身麻酔というのは、痛みを抑える薬(鎮痛薬）や意識を抑えるお薬(鎮静薬）を点滴・吸入・内服などにより「全身的」に投与して行う「麻酔」です。
幾種類かの薬剤が必要になります。
麻酔方法には、全身麻酔のほかに、脊髄神経に作用させる麻酔方法（脊椎麻酔と硬膜外麻酔）や、痛い部分にのみ注射する局部麻酔があります。
口唇口蓋裂の手術では、脊髄に作用させる麻酔は行いません。

「プチ整形基礎知識」

小切開法
小切開法は美容整形の二重にする手術の方法のひとつ。
二重ラインに沿って５〜１０mmほど切開して、余分な脂肪を取り除き二重のラインを作る方法です。
埋没法と切開法の両方の長所を活かした方法で、厚みのあるまぶたをキレイに二重にするために、脂肪除去と専用の糸で留める方法を併用するものです。
まぶたの皮膚を数カ所切開してまぶたを閉じる筋肉を一部カットし、皮膚と軟骨を糸で数カ所縫いとめます。
腫れが少なくダウンタイムが短い方法で、傷も二重ライン上にあるので目立たず、自然な仕上がりです。
まぶたが分厚い場合や幅広い二重まぶたを希望する場合には適さないことがあります。
糸が外れにくくて耐久性もよく、コンタクトレンズを使用している人でも行えます。