ボトックス 注射
ボトックス注射が美容法の分野で注目を集めていますが、ボトックスは食中毒を引き起こすボツリヌス菌から作られています。
ボツリヌス菌が出す毒素によって重症を引き起こしますが、このボツリヌス菌Ａ毒素を製剤化したものがボトックスと呼ばれるものです。
いまやボトックス注射は、いろんな治療法で使用され、美容の分野では脚光を浴びている製剤となりました。
ボトックス注射は、シワや小顔の治療、多汗症やわきがの治療などに多く利用されています。
今までの治療法では、手術が必要であったものでもボトックス注射の登場により、簡単で安全な治療が行われるようになりました。
とくにシワの治療には、ボトックス注射が多く利用されています。
目尻のシワや眉間のシワなど筋肉に関連するシワの場合に有効です。
顔のシワは、コラーゲンの減少、皮下脂肪の減少によるたるみが原因となりますが、筋肉の収縮も一つの原因となります。
ボトックス注射をすると、筋肉の収縮が改善されシワに対する効果があります。
ボトックスの働きにより神経が麻痺し、筋肉の緊張が取れ、シワが緩和されます。
とくに表情による深いシワに、ボトックス注射が役立ちます。
ボトックス注射の特徴は、手軽に治療できることですが、シワの治療であれば役10分ほどで終了します。
また、手術などが必要でないため入院することもなく、治療後すぐに帰宅することができます。
さらに、ボトックス注射の場合、効果が早いことも特徴となっています。
このため、プチ整形で用いられることが多くなりました。
しかし、ボトックス注射の効果は一時的であるという欠点もあります。
このため、効果を持続させるためには、1年に1から2回ほどボトックス注射を続ける必要があります。
裏を返せば、治療の結果が気に入らないときでも、半年もすれば元通りになると言うこともできます。
ボトックス注射でプチ整形をし、変化を確かめるという利用も可能です。