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バストの仕組み

バストアップ「基礎知識」

バストの仕組み

乳房のふくらみの大小を決定するのは乳腺と呼ばれる部分で乳腺が発達しているほどバストは豊かです。
乳腺は小葉という主に乳汁を作る組織と、乳管という乳汁を乳頭まで運ぶ管とから成り立っており、小葉と乳管は腺葉というちょうどブドウの房のような単位を作っています。
一つの腺葉からは1本の主乳管が乳頭に開口しています。
このような腺葉が15〜20個集まって一つの乳腺となっており、前からみるとひとつひとつの腺葉は乳頭を中心とした扇状に分布しています。
この乳腺を刺激してバストを大きくするのが女性ホルモン。
しかし女性ホルモンがバストに充分いきわたらない場合バストが未発達になってしまいます。
女性ホルモンは卵巣でつくられ思春期になると分泌が活発になり25〜30代にかけてピークに達します。
バランスよく女性ホルモンが分泌されると周期的な排卵・月経を促して女らしいまるみのあるカラダを作ってくれます。
バストの源になっているのがエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という2つの女性ホルモンです。

▲エストロゲンは排卵直前の受胎可能日に分泌量がピークになり、心身ともに男性を受け入れやすい状態を作ることから、発情ホルモンと呼ばれます。
また脂肪細胞を増やす働きもあり、女性らしい丸みを帯びた体を作っていきます。
思春期以降にバストがふくらむのは、このエストロゲンによるものです。

▲プロゲステロンは排卵が起こると分泌が盛んになり、約2週間分泌され、子宮がいつでも受精卵を迎えられるように準備を整えます。
月経前にバストが張るような感じがするのは、このプロゲステロンの働きによります。

加齢とともにこの女性ホルモンは分泌が不規則になり、そしてほとんど分泌されなくなることによりバストは萎縮していくのです。
エストロゲンとプロゲステロンが上昇すると乳房内の乳管が大きくなります。
その結果、乳房がふくらんだり触れると痛むことがあります。
この時期が最大のバストアップの時期です!
バストとは乳を作る乳腺とこれを取り巻く脂肪が主成分となる訳です。
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