「美容と栄養」
βカロチン(ベータカロチン)
βカロチン(βカロテン)はにんじん、カボチャ、ブロッコリーなど緑黄色野菜に多く含まれるカロチノイド系色素の一つです。
βカロチンはタバコやアルコール、紫外線などによって体内にできる活性化酸素の発生を抑える酵素を補助してくれます。
体内でビタミンAに変わります。抗酸化作用があり、動脈硬化の予防や、心臓病の予防に効果があります。
また、喉や消化管の粘膜、皮膚を健康に保つ働きもあります。
熱に強く油に溶けやすい性質を持っていますので、油で調理すると吸収率が上がります。
また、サプリメントで摂るときには、αカロチンやリコピンなどの他のカロチノイドも含まれているものの方が効果がいいようです。
また、目の疲れや夜盲症などに効くことも知られています。
摂取の目安は1日15mg(にんじん1.5本)程度といわれます。
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