「美容と栄養」
ビフィズス菌
ビフィズス菌とは1900年にフランスのティシエが母乳を飲んでいる赤ちゃんの糞便から初めてビフィズス菌を発見。
ビフィズス菌は腸内細菌のうち善玉菌の代表格です。
ビフィズス菌が増えると、腸内の悪玉菌が抑制されて腸内環境が整います。
腸内環境は健康に大きな影響をあたえているといわれます。
ビフィズス菌は「おなかの調子を整える食品」としてヨーグルトや乳飲料、トクホなどに加えられていますが、酸に弱く胃酸で壊れてしまうことも多いようです。
そのため、腸内でビフィズス菌のエサとなるオリゴ糖などのビフィズス因子を摂取することがさらに有効だと思われます。
<ビフィズス菌の効用>
・腸の運動を活発にしてスムーズな排便を促す便秘を防ぐ
・病原菌の侵入を防いで体を守る
・食中毒や腸炎などの発症の危険性を下げる
・腸内の腐敗を抑える
・ビタミンB群を生産する
<オリゴ糖はビフィズス菌の栄養源>
オリゴ糖はお砂糖の仲間の糖質です。
お砂糖も実はオリゴ糖なのですが、お砂糖との違いは胃や小腸では消化吸収されずに大腸まで届き、善玉菌の代表のビフィズス菌に食べられて増やす特徴を持つことです。
最近では健康意識の高まりから広く、オリゴ糖=ビフィズス菌を増やす機能性を持つものと理解されているようです。
<注意>
人工栄養児のようにビフィズス菌が少ない赤ちゃんは下痢をしやすいことが確かめられている。
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