「美容と栄養」
フィトケミカル
フィトケミカル(Phytochemical)はファイトケミカルともよばれます。
フィトは植物を意味します。
フィトケミカルには数千種類あると考えられています。
フィトケミカルとは、植物性食品に含まれる物質の総称のこと。
野菜や果物には各種ビタミン、ミネラル、食物繊維のほかに、さまざまなフィトケミカルと呼ばれる植物性物質を含んでいます。
フィトケミカルが最も注目されている理由が、活性酸素から体を守る抗酸化作用です。
また、フィトケミカルは、「セラミド不足を解消・再生し、肌の内側からうるおいをキープし、肌を若返らせる」として注目を集めています。
植物性食品は全ていくつかのフィトケミカルを含んでいます。
ベータカロチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチン、フラボノイド、イソチオシアネート、ポリフェノールなどもすべてフィトケミカルです。
これらは抗酸化作用をはじめさまざまな有効な働きをし、結果としてがんのリスクを抑えるのにやくだつと考えられています。
<補足>
セラミドは、肌の乾燥や老化の進行に関係する成分。
セラミドとは、角質層の細胞のまわりにある脂質で、肌の保湿を促し、紫外線が皮下に届かないようにしてくれます。
セラミドが不足すると、肌の水分が蒸発し、老化が進んでしまうのです。
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