脂肪吸引
自分の姿かたちに自信を持っている人って、どれ位いるのでしょうか?傍から見ると悩みが無さそうな人でも、人に言えない悩みを持っているものでは無いでしょうか。
特にダイエットに関する悩みは、ビリーズブートキャンプが大流行するなど老若男女問わずの悩みと言って良いでしょう。
改めて言うまでもなく美に関する悩みは女性の永遠のテーマであり、人に言えない悩みを美容整形外科の門をたたく事で解消する人達もいます。
美容整形外科の手術の代表例として脂肪吸引が挙げられます。
脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる特殊な装置を使って細くしたい部分の脂肪細胞を吸引して体型を整える痩身法です。
脂肪細胞とはエネルギーを蓄積する役割を持っていて、脂肪の合成や分解、蓄積をおこなう細胞の事を言います。
この細胞が大きくなると太り、小さくなると痩せたりします。
脂肪吸引では脂肪細胞自体を吸引するため、ダイエットの失敗例の筆頭であるリバウンドの心配がほとんどありません。
気になる部分だけを、部分的に痩せられるというメリットがあり、現在において最も理想的な痩身法の一つと言われています。
脂肪吸引はボディラインを整えることに重点をおいているのに対して、ダイエットは体重を減らすことに重点を置いている違いがあります。
ダイエットでは、痩せる為に食事制限・運動など肉体的にも精神的にも苦痛を伴う上、希望の体重まで落とすのに時間もかかります。
脂肪吸引であれば仮に残っている脂肪細胞が大きくなったとしても、脂肪細胞の数が減少しているので、リバウンドの心配も最小限で済むのが特徴です。
しかしリバウンドはないといわれる一方、脂肪吸引による血管の損傷などによる事故の報告も少なくなく、最悪の場合死亡する危険性もあります。
顔のしわ取り手術2回と腹部の脂肪吸引手術1回を受けた際に不均一な脂肪吸引で腹部の表面にでこぼこが残ったと主張、慰謝料など計220万円を求めた例などもあります。
人に言えない悩みだけに、リスクを知った上で治療を選択するようにしたいものです。