ヨガピラティス
ヨガピラティスは続けていると姿勢がよくなり、ボディラインが綺麗に変化するスペシャル・メソッドです。
ただ闇雲に回数をこなしても効果は上がりませんので方法をよく頭に入れてから行うことが大切です。
ヨガピラティスは自宅レッスンのコツさえ飲み込んでしまえば、ヨガスタジオなみに効果があるレッスンが可能となります。
そのためには、常に節制を心がけるとともにベストなコンディションを整え、正しく楽しく心地よく、美しい体を手に入れるという気持ちを持つことです。
体を締めつけない服装で行うことを念頭においてください。
また、満腹時はやらないほうが賢明です。
満腹時は血液が胃に集中してしまうので、運動しても代謝率はなかなか上がらないというデータがあります。
そういった無駄な努力は避けましょう。
しかも、お腹いっぱいなので呼吸が苦しくなりますし、気分が悪くなることもあります。
食後にすぐ運動するのは避けて、1~2時間空けてから行いましょう。
髪の毛が長い人は、邪魔にならないように髪を束ねるとより快適にできます。
心身ともにリラックスした状態をつくることが第一歩です。
Tシャツやジャージなどの動きやすい服装に着替えてからはじめましょう。
ストッキングをはいたままなどの体を締め付ける服装のままでは、動きが制限されてしまうので、たくさん動いたつもりでも効果が思ったほどはあがりません。
ピラティスというのは、ドイツ人ジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズと言われています。
その特徴は、決められたポーズをマネしたり、回数をこなすだけの運動と違い、お腹の深層にある筋肉や肩甲骨周りの筋肉など、普段はまったく意識していない部分を動かすことに注目していることです。
このような独特な動きを積極的にすることによって、普通に生活しているだけでは失われていく筋力を回復させ、たるみを防ぎ、プロポーションや姿勢を維持するのです。
また、ヨガとの大きな違いは、呼吸法。
ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸という違いがあり、そのため、体の使われ方が大きく異ってきます。
あとは、ヨガはポーズ(静止)をとりますが、ピラティスはつねに体を動かしていますし、瞑想などのスピリチュアルな指導をすることはありません。