水中ウォーキングとノルディックウォーキング
<水中ウォーキング>
スポーツジムなどの施設プールにウォーキング専用コースを設けているところが多くなりました。
しかし、水中に浸かっている部分は浮力が働いて軽く感じられますが、その分水の抵抗も増すので、例えば肩まで水中に入ってしまうと、かえって動きづらくなってしまいます。
慣れないうちは、浅い水深から始めて、徐々に水中での運動にからだを慣らしていってください。
また水中に入っているからだには、水圧が均一にかかります。
そのため、水に浸っている部分の筋肉に負荷がかかり、歩行時の抵抗により効率よくカロリーを消費し、筋力アップにつながることも、ダイエット効果につながる点です。
水中では速度を上げると水の抵抗が増し、運動強度が増加します。
自分で歩いてからだで抵抗を感じながら、速度を調整できるのも水中ウォーキングのよいところです。
しかし、エネルギー消費の効率がよいから、浮力でからだが楽だから、と言って必要以上の強度でウォーキングをしてしまうと、水圧によって腰を痛めかねません。
始めはインストラクターに相談してアドバイスをもらいながら水中ウォーキングを行なうと、安全に進められるかと思います。
<ノルディックウォーキング>
病気にならないからだを作るため、ダイエットのため、また高血圧や糖尿病の治療、予防のため、などウォーキングの目的はさまざまだと思います。
筋力アップやダイエットを目的としている人に、ノルディックウォーキングというものはどうでしょうか。
ノルディックウォーキングでは、腕や上半身の筋肉も使うため、またストックを振ってリズムを作ることで自然と歩幅も広がり、普通にウォーキングをしたときに比べ、40〜50%増しのエクササイズ効果が期待できるそうです。
特に体重が過多気味でダイエットをしようと思っている人には、ストックを使って足腰への負担を軽減できるこの方法はおすすめです。
ストックの長さは、身長×0.7が目安ですが、長さを変えることで速度や運動強度の調整も可能です。
慣れてきたら起伏のある自然環境の中でのウォーキングもよいですね。
ノルディックウォーキング用のストックは、持ち運びができるよう伸縮するものが多く出ています。
今では愛好者も増え、ノルディックウォーキングのイベントや講習会が全国各地で開かれているので、興味のある人は参加してみてはいかがでしょうか。
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