クールダウンとストレッチ
<クールダウン>
健康を維持するのも、きれいになってそれを保つのも、その努力を継続してこその結果です。
近頃ではダイエットのためにウォーキングを始める人も多いようですが、これもすぐに結果がでるものではありません。
運動を行なう前には準備体操をしますね。
では、運動を行なった後の、クールダウンはみなさん、きちんと行なっているでしょうか。
負荷の高い運動を終えた直後は、まだからだが興奮状態のままになっています。
そこで、徐々に心拍を安定させ、疲労回復を早めるためにも、軽い体操を行なってクールダウンをすることが大切になってきます。
クールダウンをせずにそのまま翌日を迎えると、疲労感を持ち越してしまい、それが積み重なると運動を続けることが難しくなってしまいます。
運動を終えたら、準備体操と同じ一連の動きを行なってみてください。
また、自宅で足指・足裏のマッサージを行なったり、柔軟体操をするのも効果的です。
入浴も疲労回復にはよいのですが、より効果的なのは心臓への負担が少ない半身浴をゆっくりと行なうことでしょう。
ウォーキングでダイエットを成功させるためには、長く続けることが大切です。
明日も明後日も、またその後も、長く歩き続けられるよう、ウォーキング後のからだのケアをきちんと行なってくださいね。
<ストレッチ>
いきなりウォーキングを始めては、からだに無理をさせてしまいかねません。
せっかくやる気になって歩き始めても、からだに負担をかけ思わぬけがや痛みに遭遇し、結局ウォーキングを続けられなくなってしまっては、もったいないですね。
また、精神的な緊張をほぐし、ストレスを軽減させることでからだ全体の代謝を高めるという、ダイエットには嬉しい効果も期待できます。
あらかじめストレッチで代謝を高めてからウォーキングをすることで、よりエネルギーが消費されることになります。
ウォーキング前のストレッチには、背伸びやそのまま左右に倒して体側を伸ばすもの、前屈後屈、屈伸、足振り、アキレス腱伸ばし、股関節を広げる、首を回す、などがあります。
無理に力を入れたり反動をつけることなく、ゆっくりと息を吐きながら「気持ちいい」と思うところまで曲げ伸ばしする程度がちょうどよいでしょう。
毎回すべてのストレッチを行なう必要はなく、その時々でからだの疲れを感じている部分を重心的に行なうとよいでしょう。
また、ウォーキング前だけでなく、ウォーキングの合間にストレッチを取り入れるのも、効果的です。
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