【医療ダイエットの種類】
脂肪吸引ダイエット
脂肪吸引とダイエットとは 脂肪吸引とは「手術による部分やせ」といわれるように、手術で痩せる方法の一つです。
脂肪吸引とダイエットは手術を行うということのほか、脂肪へのアプローチの仕方が根本的に異なります。
では、脂肪吸引とダイエットとの違いについてご説明します。
<脂肪吸引とダイエットの違い>
まず、「脂肪」と「脂肪細胞」について説明します。
脂肪は食事等で体内に入ると血液を流れます。
そして、何もしなければ「脂肪細胞」といわれる細胞に取り込まれます。(有酸素運動をすると脂肪が燃えます。)
有酸素運動をすると脂肪が燃えます。
ここで少し有酸素運動について説明します。
<有酸素運動をすると、脂肪が燃焼するのか>
1.
脂肪は食事によって体内に入ると、まず血液中を流れはじめます。
2.
同じように血液中に溶け込んでいる酸素が、脂肪と結合します。
3.
脂肪と結合した酸素は、脂肪とともに燃焼します。
よって、有酸素運動をすることによって、酸素が血液中に適度に多く取り込めれば、より多くの脂肪と結合し燃焼させられる、というわけです。
ただし、ここで燃焼するのは、体に入ったばかりの脂肪です。
すでに体に溜まっている体脂肪が燃焼するには、有酸素運動をはじめてから20〜30分の時間が必要です。
溜まった体脂肪を分解する酵素「リパーゼ」は体温により活性化します。
「リパーゼ」を活性化するのに必要な適温(普段よりプラス1〜2度)にまで体温が上昇するのには、通常20〜30分時間を要するためです。
運動を始めてすぐに体脂肪を燃やしたい場合には、「リパーゼ」を強制的に活性化させる目的でアミノ酸を摂る、というアミノ酸ダイエットなどがあります。
有酸素運動について理解していただけたところで、脂肪吸引の続きに戻りますが、
体内の脂肪細胞は脂肪を取り込んで大きくなることで、身体を保温します。
また、エネルギーを蓄えるという重要な働きも持ちます。
ですから脂肪細胞レベルでいえば、「太る」とは脂肪細胞に脂肪をとりこみすぎてふくらんだ状態です。
逆に、「痩せる」とは脂肪細胞に余分な脂肪が蓄えられていない状態です。
つまり、いわゆる「ダイエット」は、(食事制限や適度な運動によるダイエットですね。)この脂肪細胞の大きさを調整することになります。
では、脂肪吸引とは
脂肪吸引は脂肪細胞自体を除去する、つまり脂肪細胞の数を減らす手術です。
脂肪細胞自体を減少させるので、仮に最大限脂肪が蓄積されたとしても脂肪細胞が通常数の場合より太っては見えにくい、ということで「リバウンドがない」と云われています
ようするに、脂肪細胞を小さくするのがダイエットで、脂肪細胞自体をとっちゃうのが脂肪吸引なんですね。
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