【運動ダイエットの種類】
10分×3回ウォーキングダイエット
10分×3回ウォーキングダイエットとは、自分のペースに合わせてこまめにウォーキングを行なうことで、1日に30分ウォーキングするのと同じぐらい脂肪を燃焼する効果があるというダイエット方法。
これまでのウォーキングは、基本的に1日に30分以上歩くことが効果的だと言われてきた。
その理由は、脂肪が燃焼するのは20分以上持続してからなので少なくとも30分以上は続けないと効果が出ないといわれていたからです。
ところが最近の実験により、1回で30分歩いても、10分ずつ3回に分けて歩いても効果に差はないことが明らかになりました。
それは、運動を開始して10分ぐらいしてから脂肪を分解するリパーゼという酵素が働き始め、運動が終わってもしばらくの間は脂肪を燃やし続けることがわかったからです。
1日30分以上続けてのウォーキングは無理でも、10分ずつ3回なら自分の都合に合わせて無理なく行なうことができる。
ウォーキングを行なうときは「やや速足で歩くこと」がポイント。
またウォーキングの途中や終わった後に手足の筋肉を伸ばすストレッチをするとより効果的。
【ポイント】
1)
ウォーキング10分を3回に分けて行う
2)
息が切れるようなジョギングではなく、速足で歩く程度の軽いウォーキングを心がける
3)
ストレッチや水泳なども取り入れる
【ウォーキングで脂肪が燃えやすい理由】
運動で効果的に脂肪を燃やすには、酸素が必要です。
時間をかけて酸素を取り込みながら行う、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動が、ダイエットによいというのはこのためです。
負荷の少ない運動を長時間続ければ続けるほど、脂肪が燃焼されるので、誰でも無理なく行えるウォーキングは、ダイエットに最適といえるのです。
ちなみに、運動の内容によって脂肪の消費はどのくらい違うのだろうか。
私たちは、平常時には糖質60%、脂肪40%の割合でエネルギーを消費しています。
また、息が切れるほどのジョギングや激しい運動をすると、体は燃えやすい糖質のほうを先にエネルギーにしてしまうので、糖質80%、脂肪20%と、脂肪はほとんど減らないのです。
ところが、速足で駅まで歩くなどの負担のかからない運動の場合は、なんと糖質35%、脂肪65%と逆転します。
軽い運動のほうが脂肪が燃えやすいのです。
【ストレッチなども取り入れて効果をアップ】
ウォーキングをするときのポイントは「やや速足で」です。いくら軽い運動がいいといっても、だらだら歩きでは効果は出ません。
運動強度がなさすぎも効果が上がらないので、いつもより「やや強く」歩くことも必要です。
また、ただ歩くだけでなく、ウォーキングの途中や終わったあとに手足や腰の筋肉を伸ばすなどのストレッチを取り入れると、さらに効果をアップさせることができます。
正しいウォーキングの仕方を覚えて、楽しく歩くことが第一です。
そして、たまにはストレッチや水泳などで、ウォーキングでは使わない筋肉を刺激するとよいでしょう。
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