デジタル パーマ ヘア カタログ
最近ネット上で美容院のサイトを見ると、デジタルパーマを使った『ヘアカタログ』なるものが、多数掲載されている。
サイトによっては、自分の求めているヘアスタイルを、自分の顔かたち、髪の長さ、ヘアカラーなどから検索できるようになっており、簡単にチョイスして、コーディネートもできるようになっている。
デジタルパーマ技術の進歩により、これまではセットにかなり手間がかかったヘアスタイルも、そう苦にならない時代になってきた。
そのバリエーションの増え方は、美容業界においても革新的と言えるくらいである。
若者達は、そのデジタルパーマ技術の進歩により、より簡単にセットが可能、しかも自分の顔やスタイルにあった髪型を手に入れられるようになったということだ。
デジタルパーマは、ロッドの加温をデジタルで制御できるパーマ技術で、低温で温度管理をしているのが特徴である。
もちろん低温と言っても55℃から60℃という温度である。
通常のパーマと同じくらいの髪への負担はあるが、デジタルパーマの方が、長持ちするので、パーマをかける間隔を空けられて、その分髪への負担は軽減されることになる。
毛先を指で巻きながらドライヤーで乾かしただけで巻き髪になるし、夜完全に乾燥させてから寝れば、朝は手ぐしで巻き髪ができるという優れもので、いわゆる形状記憶パーマなのである。
これにより、モデルさんの写真を見て、それとそっくりの複雑なヘアスタイルを日常の生活の中で手軽に手に入れられるのだ。
美容室でデジタルパーマを使ったヘアカタログを見ると、カットやパーマの他にも、数多くの追加メニューがあるので、若干紹介する。
まずは、水パーマ、水カラー、あるいはモイスチャーパーマなどと呼ばれるものである。
これは特殊な機器で、湯気の1/10というナノサイズのモビルトスチームを発生させ、これにより細かい水分が髪の内部に行き渡らせて、髪に潤いを与えて、みずみずしい仕上がりにするものである。
この潤い作用のおかげで、通常のパーマやカラー比べてさらにダメージを軽くするというものである。
また、ヘアにアクセントを付けるメニューということで、エクステンションなども人気の追加メニューの一つである。
いわゆる本人の髪に付け足す付け毛である。
襟足や全体的にプラスすることで大幅にイメージチェンジが可能である。
最近ではストレートタイプとカールタイプ等のつけ髪もあり、着けはずしも簡単で、シャンプーもOK。
もちろん、付け直しも可能となっている。
ヘッドスパも人気の追加メニューのひとつである。
ヘアケアとマッサージが一体化しており、癒し効果があると話題を集めている。
天然オイルを使ったアロマテラピー効果などにより、リラックスができて、頭皮、髪質を改善すると言われている。
このように、ヘアカタログを見て、自分にあった理想のヘアスタイルをデジタルパーマ技術で得られるだけでなく、追加メニューをチョイスしながら、さらに快適な美容空間を演出するのが最近にヘアサロンの主流になりつつある。