「美容と栄養」
アラキドン酸
アラキドン酸は人間のからだの機能を保つために欠かせないものです。
しかし、現代の食生活において、不足することはめったにありません。
アラキドン酸は、免疫系や神経系の機能調整や血圧を下げる作用などに関与しています。
過剰になることのほうが多いので注意が必要です。
過剰にとると、動脈硬化、心不全などをひきおこしやすくなります。
アラキドン酸の一日の摂取基準量(成人)は男女とも0.3gです。
<アラキドン酸が不足すると。>
・免疫機能が低下し、細菌やウイルスに感染しやすくなる
・肝機能に障害がおこる
・胎児、乳児の正常な発育が阻害される
<アラキドン酸のはたらき>
・血圧を下げる・過剰になると血圧を上げる
・血液の凝固を抑制する・過剰になると血液の凝固を促進する
・動脈を収縮させる
・肝細胞を保護する
・消化管の運動を活発にする
・胃液の分泌を抑制し、胃潰瘍を予防、改善する
・子宮を収縮させ、月経困難症などを改善する
・胎児、乳児を正常に発育させる
・血中コレステロール値を低下させる
・アトピー性皮膚炎などアレルギー症状を改善する
・過剰になると症状を発症させる
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